大雨の合間に岐阜県の長良川川沿いを巡ってきました。
山を越えた日本海側や信州はかなり降ってたようで、水かさ増してました。
旅の二日目朝に訪れた阿弥陀ケ滝、
大阪は箕面の滝とシチュエーション似てますが、迫力は10倍以上。
箕面みのおと美濃みの、音も似てますね。
標高753m、旅の二日間で巡った長良川の高い場所からご紹介します。
長滝白山神社を朝一番で参拝し、現地地図見てたら阿弥陀ヶ滝まで10分と書かれてあった。
行程考えてるときにはもっと遠いと思ってたので、これなら行けると早速向かう。
駐車場からすぐに、立て看板には100m
しかし前夜の雨で足元濡れてて、足を滑らさないよう結構気を使って上った。
森の木々のフィトンチッドと湿気ミスト充満。
マイナスイオンいっぱい浴びて気持ちよかった。
観光客は他に3名のみ、これも箕面と大違い。
さすがに、今なお日本三霊山の一つである白山を参詣する人々が滝行をする場所です。
滝の落ちる左壁面に不動明王が岩に彫られています。
落差約60m、幅約7m
熊野の那智の滝もすばらしいですが、この阿弥陀ヶ滝も清冽で、水量多く勢いがありました。
葛飾北斎 諸国滝廻り「木曾路ノ奥阿弥陀の滝」
滝底へ落ちていく手前の見えない部分を、北斎独自の想像力で抽象的に描かれて、流れ落ちていく水の勢いをより強く感じさせる効果をうんでいます。
このデザインは、日本古来より伝わる観世水(かんぜみず)という模様を北斎が改めてデザインしたものだそうです。