ハクサンシャクナゲ、こんな寒い高地で咲くんだと不思議でした。
赤く色づいてるのもみました。
ハクサンシャクナゲ(白山石楠花)ツツジ科
亜高山帯の暗い針葉樹林内を彩る代表的な花で白から淡い紅色
シャクナゲの葉が筒状に巻くという性質を持っていなかったなら、森林限界では葉全体が越冬できずに枯れてしまったと考えられる。
シャクナゲの仲間は皆、大変美しい花をつけるが、このように耐凍性が高く、高山や森林限界といった厳しい環境でも越冬できるしたたかな強さをもっている
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数々の植物を示し名前教えてもらいましたが、聞いたしりから忘れていく。
なんとか記憶に残ったものを記録残しておきます。
トキソウ(朱鷺草、鴇草)ラン科トキソウ属
和名は花の色がトキの翼の色であるトキ色に似ていることに由来
湿地性の野生ランでかつては人里でも普通に見られたが、乱獲や開発により自生地は激減
日本では環境省によりレッドリストの準絶滅危惧(NT)の指定を受けている
チングルマ(珍車、稚児車)バラ科ダイコンソウ属
花が終わった後のおしべが長く伸び羽毛は車輪のような形に
風になびく姿がおもしろく”子供の風車”に見立てて 「珍車」「稚児車」
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キンコウカ(金光花、金黄花)ユリ科から分割され キンコウカ科
形が王冠のような花が金色に輝いて美しいことから。
本州の中部以北に分布し、亜高山から高山にかけての湿原、湿地などに自生(群生)
鳥海山で見たキンコウカ
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ミツガシワ(三槲)ミツガシワ属
日本を含め北半球の主として寒冷地に分布し、湿地や浅い水中に生える。
亜寒帯や高山に多いが、京都市の深泥池や東京都練馬区の三宝寺池など暖帯の一部にも孤立的に自生している。
これらは氷河期の生き残り(残存植物)と考えられ、これらを含む水生植物群落は天然記念物に指定されている。
和名の由来は、3枚ある葉の形が「柏の葉」に似ている、あるいは家紋の「三柏」に似ているというところからきている。
葉には苦味成分が含まれ、生薬で胃薬になる。
ヨーロッパでも古くから民間の健胃薬として用いられたという。
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春にこんな花咲くそうです。