鳥海山麓の雪解け水は地中へ潜みやがて伏流水となって再び地上に現れる。
獅子ヶ鼻湿原の湧水出つぼが十数か所あり、最大のところは毎秒1.8tを超えるそうだ。
あがりこ大王に接見してから湿原へ向かいます。
その湿原へ降りる道、今は会談ですが元は画像右側↓の急坂
ところが平成18年に皇太子殿下が鳥海山に登山され、この湿原にも来られたそうだ。
お見えとなるとあわてて登山道が整備され立派になったので、皇太子道と呼ばれてる。
そのとき宿泊されたホテルに前日泊まったので、ロビーに写真が掲示されてました。
天皇陛下がお見えになったらもっと道は良くなるんだけれどと言われてました。
湧水は年間を通じて常に水温が約7℃前後で、pH4.4~4.6と酸性が強い。
こうした環境が世界でも珍しい希少種のコケの群生を出現させ、流水の中で絡まりあいながら生息し鳥海マリモとなる。
学生時代に北海道の霧の摩周湖でマリモ見たので、それを想像してたらだいぶ違ってた。
このあたりは深さ2mぐらいあり、水中このコケだらけらしい。
なまじっか天然記念物指定区域で立ち入り禁止となったため、枯葉や流木など片付けることが出来ず、ちゃんと毬藻にならなくなってるようです。
かつてはこんな様子だったと写真見せてくださった。
中島台・獅子ヶ鼻湿原を2時間半かけて周回したのち、また10分ほどバスで移動して、元滝伏流水を見に行った。
高さ5m、幅30m、湧水量1日約5万トン。
この町の水道水にもなってるそうです。
水をいただける場所がありました。
この鳥海山の恵みはかつて水泳の北島選手も飲んでた頃は強かったけどね、コーラのCM出てからは…って聞きました。