佐保川の桜並木で見かけた桃色の花。
一応持って行ってたデジカメ画像を確認したら写ってました。
あとの処理が楽なのでついついスマホで撮影しますが、狭岡(さおか)神社あたりまでデジカメも併用してました。
そめいよしのの歴史はまだ新しいですから、佐保川の桜並木も幹の大きさから見て戦後でしょうか?
となると、佐保姫がいた頃は桃の花を眺めていたかも。
春の苑 くれない匂ふ 桃の花
下照る道に いで立つ をとめ
大伴家持
縄文時代から栽培されているという桃。
実が赤いところから「もえみ(燃実)」が変化して「もも」になる。
中国から伝わった「桃」の字の「兆」は、妊娠の兆し を意味することから
桃が「女性」や「ひな祭り」につながります。
桃から生まれた「桃太郎」の昔話も古くからあり
桃の木は万葉の頃から霊力のある木とされてきたようです。
法蓮町で見かけた民家の源平咲きも桃の花ですね。
枝に沿ってびっしりと花をつける
幹には桜のような横線が入っている
ふつう町でみかける花桃は、花を鑑賞する目的の園芸品種ですって。
食用の実桃と、花を楽しむための園芸種の花桃の2種類あるそうです。
花桃
・薔薇科
・学名 Prunus persica (ペルシャのサクラ属)
Prunus プラナス はラテン古名の plum(すもも)が語源
開花時期は、 3/10 ~ 4/末頃
桃の節句に添える桃の花は温室内で育てたもので、
屋外の桃の開花はもう少しあとになってから。