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Channel: 秋麗(あきうらら)
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坂本の穴太積みと天海僧正

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京阪大津線の終点坂本駅からすぐ近くに観光案内所がありました。
地図でももらおうと立ち寄ったら、ボランテイアガイドさんが一緒に廻りませんかと声かけて下さった。

全然知らない人4名がガイドさんに案内されて、坂本の里坊の石積みから見ていきました。
里坊というのは、比叡山で修行され歳を重ねた老僧が、坂本の里に降りて住まわれた隠居所ことで、このシーズンあちこちで公開されてました。





穴太積みは、「石の一つひとつが収まるべき所に収まる」という石垣で有名です。
穴太衆とかよく聞くので一度見てみたいと思ってました。




公開里坊は拝観料かかりますので、一つだけ入りました。




案内してもらってる4名のうち一人の方はすぐご近所にお住いの方で、
戒蔵院の毘沙門天さんは滅多に公開されないので、この機会に行きたいと言われたから。
私は何の予備知識もないので、言われるまま付いていきました。





その戒像院横に、日吉東照宮がありました。



この鳥居から琵琶湖越しに三上山が真正面に見えます。



この画像はスマホの方が綺麗に写ってます。


スマホのカメラ、遠くもちゃんと写ってて、スゴイね。



日吉東照宮が最初にできて、日光はその後です。
明智光秀が本能寺の変のあと生き延びて比叡山に匿われて後、天海僧正になったという説があります。
比叡山には、光秀が没したとされる年数よりのちの時代に、寄進が光秀と刻れた石塔ものこされてるとか。
そして、天海僧正は慈眼大師ですが、光秀も院号は慈眼 。

天海僧正は、徳川家康に協力して江戸の町を築いていきますが、結界のはり方はすばらしいものであったらしい。
三代家光の頃の春日局が家康に重用されたのも、光秀の家来斉藤家の娘だったからだとか。


鳥居から真正面に三上山が見える雄大な景色は、いろんなことを知ってる人がここに祀ったんだろうと思えました。




いよいよ、坂本で一番行きたかった日吉大社へ。






続く


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