もしアゲハの幼虫ならつついてみるとツノを出して臭いがすると Nさんが教えてくださった。
試したけど、ツノは出さなかったから、アゲハではない!
さらに蝶も蛾も植物が決まってるそうだ。
アゲハなら柑橘類のミカンとか、橘や山椒に卵を産み付けその葉で育つらしい。
この幼木はイチイガシかと思ってた。
というのは2012年暮れ、奈良の鴨都波神社のイチイガシのドングリ拾ってきて、
プランターに植えた記憶があるからだ。
その時の記録は → 2012-12-28
葉は互生で葉っぱの先半分がギザギザ、葉裏は灰色の毛が生えているらしい。
となると、違うみたい。
.ムラサキシジミとルーミスシジミはイチイガシ の葉を好んで食べる、というか、
イチイガシにつく幼虫は、 ... ムラサキシジミとルーミスシジミと限定されるのかも。
このとしになるまで、蝶と蛾の違いは、胴体の太さと、とまった時の羽の状態だけと思いこんでました。
★追記 8/1
Nさんがお寄せくださったコメントで、この青虫はアオスジアゲハの幼虫だと判明しました。
まずイチイガシだと思い込んでた幼木はクスノキのようです。
どんぐり拾ったときに、イチイガシの木の下だったというだけで
イチイガシのどんぐりに違いないと思い込んでいました。
アオスジアゲハの幼虫はクスノキの葉を食べるが、タブノキの葉をより好む
らしいです。
蝶や蛾の幼虫は、その種類によって決まった草、野菜、木の葉っぱしか食べません。
それを食草、食樹(食餌植物)といい成虫はその葉っぱに卵を産みます。
食樹のクスノキの上で追飛するアオスジアゲハ
クスノキの新芽に産み付けられた卵
上記の画像をいただいたサイトは→こちら
なお、食樹(食餌植物)の一部を紹介しますと
アゲハチョウはミカン科の植物の葉しか食べません。
アオスジアゲハの幼虫はクスノキの葉も食べるが、タブノキの葉をより好む
ミカドアゲハの好む植物はオガタマノキだけ
キャベツを食べるモンシロチョウの幼虫
ヤマビワの葉を食べるチョウは、アオバセセリとスミナガシ
マダケの仙葉を食べるチョウの幼虫には、クロヒカゲ・サトキマダラヒカゲ・ヒカゲチョウ・オオチャバネセセリなど
ヤマトシジミの幼虫が食べる唯一種の植物がカタバミである。