昨晩視聴した 「サグラダ・ファミリア 天才ガウディの謎に挑む」は面白かったです。
昨今ニュース報道とかではアレレなNHKもこういったドキュメンタリーは素晴らしいですね。
実際に目の前の建築物を首をぐーっと挙げてみるということ。
ガウディの未完成の建築物サグラダ・ファミリア。
大阪の中の島界隈には日本銀行や中央公会堂など大正時代ぐらいの古い建物がありますが、あれらはレベル1だったことを実感しました。
生で見るという威力、それを後々情報番組で視聴するときも興味の持ちようが異なるもの。
さらに、ここに記録残します^^
1998年1月にスペイン周遊ツアーに参加した時のアルバムです。
21年前はまだユーロになってない時代でした。
スペインって無敵艦隊で敗れてから欧州のBランク国と思ってたので、実際巡ってみて衝撃を受けました。
当時まだスイスエアーが破綻してなくて、チューリッヒ乗り継ぎでバルセロナに到着。
旅の初日の観光がガウディの建築物いろいろだった。
未完成の最高傑作とは聞いてたサグラダファミリア、生で見てすごいな~と驚いたのでした。
今日、記事にするまで サクラダファミリアと思い込んでた。
Sagrada Familia
21年前のアルバムにもちゃんと自分で書いてるのに気づかなかったし、人と話してても誰にも指摘されず…。
外尾作とあるのは、建築に現在深く関わる日本人で主任彫刻家の外尾悦郎氏です。
21年前に行った時もその説明は聞きました。
外尾さんは、25歳からかかわってすでに40年だそうです。
あれからも着実にサクラダファミリアは建築が続けられ、外尾さんの位置づけもかなりトップに近いとこにおられるようです。
いよいよ中央にイエスの塔が建てられるとこまで来たが、中空に石造の高さ172mは至難の工事となります。
そしてその塔内が外尾さんに任されたんだと。
いろいろ考え試作が続く。
そうした中、20年ほど前に発見されたガウディの資料が解読されたことにより、色のグラデーションが究極の目標だとインスピレーションを得られた。
海の色も空の色も、自然にはいろんな色があるけれど境目がない。
色が無限にグラデーションがかって変わっていく。
ここが天然と人のつくったものの違いだと、気づかれたのです。
イエスの塔の内壁面にはグラデーションに着色された色とりどりのタイルを敷き詰められます。
紫色の着色を出すのに苦労したエピソードも興味深かった。
一番上の白は光をあらわしているそうです。