だいせんじ と読みますが、
昔はおおがみやまと呼んでいたと書いてあるのを見かけました。
それでいつからかなと調べてみたら
BES大山(鳥取)というブログがヒットして
全国には青森から沖縄まで111ヶ所ばかりに「大山」と書く地名があります。
その読みは【おおやま】と呼ばれる所が圧倒的に多いです。
「大山」を【だいせん】と読まれるのはここ鳥取県だけです。
では、何故【だいせん】と呼ばれるようになったのか
【だいせん】と言う読みは、呉音(ごおん)から来るものです。
呉音とは、日本に古く伝来し、仏教関係の語に多い漢字の音で、大山の古い歴史を伝えています
そのブログの最新記事が、2018-11-03 投稿で
この秋一番の良い天気
ちょうど大山ウォークの日だったんだと、めっちゃ気分良くして、他の記事も読ませていただきました。
ものすごく詳しくて、大山信仰、牛馬信仰調べてたのが、ココを先に見ればよかったと思うほど。
☞大山 歴史・文化カテゴリー(114記事)
横手道の記事は石の鳥居で終わってますが、そのあと大山寺参道までに、夏山登山道への階段があります。
そのあたりに、阿弥陀堂と圓龍院があるのですが、うっかり勘違いして阿弥陀堂へ行けなった。
佐陀川の大山寺橋を渡って、参道途中に合流 15:30
集合は16:40なので一時間以上ある。
神社仏閣参りは午後4時頃までにと聞いてたので、間に合うなと大山寺お参り行くことにしました。
この時点では参道がどこまで続いて、どれぐらい時間要するのかわからなかった。
この画像は帰りに撮影しましたが、参道の感じが分かるように先にアップします。
お参り終えて帰る人もいて、紅葉の行楽シーズンにしてもエライ人気やなと意外でした。
山門左側に、大神山神社奥宮鳥居
まずは大山寺へと拝観料払って奥に進み、まだまだ続く階段上がって本堂にお参り。
続いて下の境内に祀られる十一面観音さんとお不動さんにもお参り。
階段にものすごく足の長い蜘蛛がいた。
木谷沢渓流でも見かけました。
長い足の先を杖先のように地面確かめながら、ものすごいスピードで進みます。
蜘蛛ちゃうかもしれんとググってみたら
ザトウムシ
地面をさぐる触覚のようにも思えたものは、足だった。
長い足で前を探りながら歩く様子から、座頭虫の名がある、とWikipediaに載ってました。
一瞥するとクモを連想させる外見で、俗称としてメクラグモと呼ばれることもあるが、クモとは別グループに属する。
最古の化石記録は4億1千万年前(デボン紀に相当)のものが知られている。
英語圏の名称はHarvestman(刈り入れ人夫)、特に米国では“あしながおじさん(Daddy Longlegs)”の愛称がある。
大山寺サイトより
奈良時代養老2年(718)金蓮上人に依って山が開かれ1300年
「大山寺縁起」によると
出雲の国玉造りの依道がある日金色の狼を追って大山に入り一矢にして射殺さんとすれば、矢の前方に地蔵菩薩が現れ信心の心がにわかに起こり弓矢を捨てた。狼はいつの間にか老尼と化し依道に話しかけた、という出来事により依道はすみやかに出家、仏道の修行をしこの山に地蔵権現を祀りその名を金蓮と改めたと記される。
天空はるかかなたの兜率天の角が欠けて大きな盤石が地上に落ちて来ました。盤石は三つに割れてその一つは熊野山になり、二つは金峰山になり、三つはこの大山になりました。
こうしたことからこの山を角磐山(かくばんざん)と名付けられました。大山寺は山岳信仰の対象となる霊山大山に早くから山岳修行僧が入り「修験の山」として全国に知られました。
盤石は三つに割れて、熊野山・金峰山・大山になったなんて初めて知った伝承でした。
続く