村上市から新潟市のさらに南の弥彦村へ新潟平野を南下縦断。
紅葉には少し早かったようですが、車窓からは黄色の群生が目に付きました。
車窓からなので画像ブレてます。
河岸工事や高速道の工事の際に新しく土壌を入れた場所では、このセイタカアワダチソウが群生して、ススキと競ってました。
米国からやってきた帰化植物で、ここまで繁殖するのはアレロパシー作用を持ってるからだそうです。
根とかの部分からある種の天然化学物質を出して他の植物の種子の発芽を抑制する効果のこと。
セイタカアワダチソウの場合、他の植物だけに限らず自分自身の種子の発芽をも抑制してしまうので、何年かすればそのあたりでは生えなくなってしまうらしい。
花粉症のアレルゲンとも言われていますが、ほんとはセイタカアワダチソウの花粉は重く、形状的にも風で飛ぶことはほとんど無く、昆虫たちによって運ばれる虫媒花だそうです。
そして意外な薬効が→こちら
黒い影に写る建物は水の番小屋と聞きました。
稲を刈ったあとの田んぼで落ちた稲穂をついばむ白鳥。
白鳥といえば、新潟スタジアムはかつてビッグスワンという名前だったのですね。
今は、ネーミングライツスポンサーが東北電力から電気化学工業株式会社に変わり、デンカビッグスワンスタジアム。
この建物も車窓から見えましたがあっという間に通過したため、画像拾ってきました。
スワンの新潟スタジアムと新潟県立鳥屋野潟公園野球場が並んでいます。
ドライバーさんの話によれば、2009年の第64回国民体育大会(トキめき新潟国体)で二つ建造されたけど、その後レガシーといえど使いこなせなくて維持費倒れになってるそうだ。
ちなみに、新潟で開催された国体は、1964と2009で2回。
東京オリンピックが開催された1964年(昭和39)に春季大会として開催されるも、直後に新潟地震が発生しその後に予定されていた夏季大会が中止になった。
2020東京五輪会場ももめてますね。