東急ハーベストクラブ京都鷹峯に宿泊してたら、しょうざん庭園の入場料は200円に割引いてもらえます。
午後出発で夕食前にホテル着いたので、庭園散策。
西陣に生まれ戦後いちはやくウールお召しを開発して世に広めた創設者、故・松山政雄氏が、大文字山の麓、金閣寺に隣接する景勝の地に思い描いた「花と緑の観光工場」。
「しょうざん」の建設は昭和26年にさかのぼり、戦後消失の運命にあった美しい日本の建造物を移築し点在しています。
敷地の中央に流れる紙屋川を中心に庭園を広げ、自然の川と配置された石、杉が見事に調和、北山杉が三千本、その周辺には桜や紅葉など季節のあでやかな木々。
石畳の小径、竹林を渡る風、涼やかな川のせせらぎ、紅葉、梅林と春夏秋冬の移り行く自然の営みを包み込みます。
盆栽や植物を販売しているところがあり、一番お高い三百万円の松を見てただけ。
3万5千坪の広大な敷地に、日本庭園、結婚式場、プール、ボウリング場、レストラン料亭など休日にゆっくりできる施設がそろう。
後に、会員制リゾートホテル「東急ハーヴェストクラブ京都鷹峯&VIALA」ができました。
料亭千寿閣の夏だけの渓涼床は、貴船ほど川の流れうるさくないし、市街地の賀茂川床よりずっと涼しい。
江戸時代初期、本阿弥光悦が徳川家康から与えられたのが、ここ京都の洛北・鷹ケ峯の九万坪の土地。
光悦の呼びかけに応じて、多くの金工、陶工、蒔絵師、画家、そして創作活動を支える筆屋、紙屋、織物屋が集まり住んだといわれる「光悦村」がうまれた。
「しょうざん」に隣接する「光悦寺」は、芸術村にあった光悦の屋敷跡。
今回は訪れる時間がなくて、翌朝、帰路向かった先は→次に続く