落とし穴式捕虫形式の食虫植物です。
現地では子供の頭ぐらいの大きさのものもあるとパネル画像で紹介されました。
手を入れようもんなら、指が溶けたりなんて、コワっ
咲くやこの花館の季刊誌は、2016年1-3月がVOL.100
第100号記念特集で、フラワーツアー参加者の歓声を集めた植物10選の
堂々一位は「ウツボカズラの仲間」
あらためて、ウツボカズラで検索してみると
漢字で書くと「靫葛」
「靫(うつぼ」とは、狩などで矢を入れて持ち歩いた用具のこと。
長い竹かごで作りその外側を虎や熊、猿などの毛皮や鳥の羽根で覆ったそうです。
大阪市内に靫公園ってありますけど、これと同じ由来なのかな。
食虫植物のウツボカズラに話を戻します。
「その口元に蜜のようなものを分泌することで虫を誘い、足を踏み外した虫を落とし込むのだ。ツボの内部はすべすべした状態になっており、一度落ちると虫は這い上がることができない。ツボの下部の酵素液で溶かされ、植物体の養分とされてしまう」
ところが原生地ではツタをロープ代わりに使用するほか、目を疑うような驚きの活用法があるそうです。
画像引用元:A Tropical Garden
「ウツボカズラ(ネペンテス)の自生地でもあるマレーシアの山岳地帯に住むダヤック族、ブナン族はネペンテスの袋でお米を炊いて食べる習慣があるそうです。
もともとネペンテスの袋には消化液に酸が含まれているため、抗菌作用があり、腐敗しにくいことから、米や肉などを携帯食として持ち歩くのに便利なんだそうです。
実際に現地ではネペンテスの袋が市場で売られています。」
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