ロイヤルコペンハーゲンの1991年イヤープレート
絵皿をよく見てると、中央の聖女の頭上に・・・
合唱してるフレーズを表しているのでしょうか。
タイトルが「SANTA LUCIA」となっているのを見たとたん
♪サンタルチア サンタールチ~ア
「オ・ソーレ・ミオ」「フニクリ・フニクラ」「帰れソレントへ」など伝統的なナポリ民謡のひとつです。
サンタルチアの歌詞を確認してみると
空に白き 月の光り
波を吹く そよ風よ
かなた島へ 友よゆかん
サンタルチア サンタルチア
訳詞 小松清
月は高く 海に照り
風も絶え 波もなし
来よや友よ 船は待てり
サンタルチア サンタルチア
訳詞 堀内敬三
たぶん学校で習ったときは、小松さん訳詩の
そらにしろき、だったような気がする。
ではイタリア語ではどうなっているのか見てみると
Sul mare luccica l'astro d'argento.
光る海に 銀の星
Placida e l'onda; prospero e il vento.
波は穏やかに 風は軽やかに
Venite all'agile Barchetta mia!
小舟よ 軽快に進め
Santa Lucia, Santa Lucia.
聖ルチア 聖ルチア
あの中央の女性は、聖ルチアが描かれているようです。
世界の民謡・童謡 イタリアによりますと
「サンタ・ルチアとは、3世紀後半から4世紀初頭のイタリアにおける実在の人物。
真偽は不明だが、次のような伝説が残されている。
・・・中略・・・
現代では、ルーシーは「聖ルーシー(Saint Lucy)」として、目の見えない人の守護神として崇められている。目の手術を行うときには、その無事を祈って祈りが捧げられることもあるという。また、その名が「Lux(光・ルクス)」に由来することから、暗闇を照らす光の守護神としても位置づけられている。」
もう少し検索を重ねると
「ルチアは、紀元後304年にシチリア島南東部の都市シラクサで殉教したキリスト教徒。
拷問にあって目をくりぬかれるも、奇跡が起きて目がなくとも見ることができたといわれる伝説が残る。
ルチア(Lutia)という名がラテン語で光を意味するルクス(Lux)に由来していることから、暗闇を照らす「光」の守護神とも、また「目」の守護神としての聖女として崇められ続けている。
現代でもイタリアを含む北欧諸国では、旧暦で1年で最も陽光が少なく夜の長い日である12月13日に「聖ルチア祭」が執り行われる。光を讃えて祝われサンタ・ルチアが唄われる。
「サンタ・ルチア」はかなり古くから、聖ルチア祭に祈願賛歌として歌い継がれていた。
その旋律を、1850年にテオドロ・コットラウが編曲、作詞エンリコ・コッソヴィッチが発表して大ヒット。
今や世界各国で歌い継がれる永遠の名曲となっている」
引用元→こちら
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ところが1994年は15,120円
スヴェン ヴェスタゴーが描いた心暖まるクリスマスシーンだというのにお安いのですね。
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