9/20に清荒神にお参りして、三宝荒神松の松ぼっくり飾りにインスパイアーされました。
どこかへ松ぼっくり拾いに行こうと思ってました。
シルバーウィーク期間中に鶴見緑地でのパークゴルフお誘いうけていそいそと出向きました。
終わってから拾ったのが最初の画像の松ぼっくり。
パークゴルフの周りには松は植わってますが、ちょうどよい小さめのは落ちてなかった。
世界の森のほうへ探しにいくと
イスラエルの聖書庭園なんて、昔からあったであろうに全く気づかなかった。
枝に直立する珍しい松ぼっくりです。
色はきれいなグリーンで大きなのと小さなのとありました。
イスラエルの松ってこんなのかなと検索してると、
エルサレムと日本の共通項は松の木です
今度は松ぼっくりの画像で検索してみると、
どうやらこれはヒマラヤスギらしいことが判明。
ヒマラヤスギって名前は杉ですが、マツ科
イトスギはヒノキ科ですって。
学名 : "Cedrus deodara"
原産 : 西アジア(ヒマラヤの北西部~アフガニスタン東部)
分類 : マツ科ヒマラヤスギ属
古代インドの賢者はヒマラヤスギの森でシヴァ神に祈りを捧げ、厳しい精神修行を積んだという。このことからヒンドゥー教では、ヒマラヤスギを聖なる樹木として崇拝している。
明治12年(1879)ごろ、横浜在住のイギリス人ブルークが、インドのカルカッタから種子を取り寄せて栽培したのが始まりといわれています。
その実生苗100本が新宿御苑に植えられました。
新宿御苑のヒマラヤスギ
実家にはヒマラヤスギが植わってましたが、こんな松ぼっくりなってたか記憶にない。
ホンマ、関心ないと何事もスルーしてるもんです。
ヒマラヤ杉が、日本に初めて入った時、
英語名の、「Himalayan Cedar」の「Cedar」を 杉としてしまいこの名前になってしまったらしいです。
ちなみに、杉は、英語で「Japanese Cedar」
左:レバノンシーダー 右:ヒマラヤシーダー
レバノン杉もマツ科だったのね。
シーダー(Cedar)とは一体何なのか
“cedar(シーダー)”は、マツ科ケドルス(Cedrus)属
① Atlas cedar アトラスシーダー
② Cyprus cedar キプロスシーダー
③ Deodar ,Deodar cedar ヒマラヤシーダー
④ Cedar of Lebanon レバノンシーダー
このサイトでもうひとつ興味深かったのを引用させてもらいます。
日本語での「マツ科 - ヒマラヤスギ属 - ヒマラヤスギ」は、中国では「松科 - 雪松属 - 雪松」であり、日本のようにマツとスギが混在するような節操のない呼称となっていないからである。
中略
ゴッホの絵で有名な〝糸杉〟であるが、この木はヒノキ科であると理解しておかねばならない。
ところで、中国での整理がどんな具合かを確認すると、またしても中国の方がわかりやすかった。日本語の「ヒノキ科 - イトスギ属 - シダレイトスギ」は、中国では「柏科 - 柏木属 - 柏木」で、一貫性がある。
注:ゴッホの描く糸杉は具体的には Cupressus sempervirens の模様である。英名は Italian cypress で、和名はイタリアサイプレス、セイヨウヒノキ、セイヨウイトスギ、イタリアイトスギ、イトスギ の名がある。中国名は泰然として「地中海柏木」である。