自家栽培のミントをたくさんいただきました。
先月garfさんでいただいた飲み物のマネをしてみた。
グラスの底にブルーベリーを入れて、上からエルダーフラワーの炭酸水を注ぐ。
上にたっぷりミントの葉を飾る。
この画像よりはうんとミントをはりこんでたっぷり。
その程度では使用しきれないほどの量だったのでミントティーにして楽しませてもらった。
去年9月イギリス滞在中に好んでいただいたミントティー
2014-09-19
ヴィンテージ オックスフォード マーマレード と スコットランド
今日記事にするに当たり、ミントについて調べてたらいっぱい種類があることがわかった。
下さった方に確かめてみたら、バジルミントだって。
ミントって多品種あって見分けは難しいらしい。
飲んでてもよくわからなかったけど、いい香りなのは摘みたてだからかと思ってた。
バジルミント・・・・・・・・・・・・・
オレンジミントやオーデコロンミントに近く、ペパーミントの変種の一つ
丸みを帯びた葉はフルーティーな香りがし、ややスパイシーな香りも混じります
料理用としてサラダなどに、またハーブティーにもお使いいただけます
ミントのうんちく
Mint ミントは英語。
フランス語で「Menthe」、スペイン・イタリア語で「Menta」
そして日本語では「ハッカ」
シソ科特有の正方形の茎形と、葉をもむだけで感じられるスーッとする独特な清涼感があります。
世界中で品種改良が行われ100種以上、品種系統の認定期間が切れたものなどを加えると実に数百種以上あり、品種の見分けは大変困難。
ミントの種類と写真図鑑は→こちら
ミントの歴史
BC3733年に完成したギゼ大ピラミッドの建設には労働者の食事にハッカが用いられたと記録があり、ミイラの下にハッカ草を敷いて腐敗防止に役立てたとも。
BC5世紀ころの「医学の父」ヒポクラティスの医学書には、
41種類の治療薬の中にミントは特に健胃薬、気付け薬として処方と記載されている。
古代ギリシャ時代「タイム」は「品格」を表し胸に、ミントは「力強さ」を象徴し右腕に付けた。
ローマ時代の兵士達によりローマ帝国全土に伝播されたミントは、9世紀にはヨーロッパ中の修道院の庭で栽培されるようになる。
中世には、ミントは葉を乾燥させ粉末にしたものを歯磨きとして使ったり、野犬に咬まれた時の治療薬、蜂刺されの痛み止めなどに使用されるようになる。
16世紀以前のヨーローッパでは、ミントの草を床にばらまく習慣もあった。
宴会の席では食欲増進のため、寝室ではぐっすり寝れる様に。
日本には今から2000年以上前に中国から伝わった。
10世紀には、山菜として平安貴族の食卓をにぎわした。
室町時代には薬種として用いられたという記録があり、実は宇治近辺で、お茶よりも早く栽培が行われていたとも言われている。