土曜日は古寺を歩こう。
hideponさんのブログより 2015/7/3撮影画像を拝借。
近所ではどこで咲いてるか思い当たらない。
桔梗の花を買った記憶がない。
仏花に入ってるのは自分で選んでないから。
桔梗の花はよく知ってるけれど、普段の生活では乖離してるかも。
日曜日、赤留比売神社を参拝したことを先に記しました。
住吉大社の住吉祭最後の神輿渡御で、桔梗造花があかるひめ神社の七名家から奉納されることに甚く興味を持ちました。
で、なんで桔梗かな を調べてみました。
まず画像検索、桔梗と寺
ききょう寺は有名どころ多々あるようです。
静岡県遠州森駅から西へ徒歩10分、香勝寺が真っ先にヒットします。
関西では、先のhideponさん撮影の元興寺は奈良市。
京都では、廬山寺や東福寺山内天得院など。
そして亀岡には、明智光秀の首塚がある谷性寺がききょうの里と呼ばれてます。
では、神社と桔梗は どうでしょう。
あの有名な、安倍晴明の晴明桔梗印
桔梗は日本や朝鮮半島など東アジア原産。
古来より、桔梗の花を一輪、神様や仏様に捧げて吉凶を占ったそうです。
ききょう、きっきょう 音が似てるから?
桔梗は木へんを消すと「更に吉」と強運の花となり縁起が良い。
均整の取れた5角形が好まれ、家紋のモチーフ(桔梗紋)に。
薄い紫の水色桔梗紋で有名な明智家。
明智光秀の首が刑場にさらされた時に、はかなく散った命を桔梗の花にたとえて
都路に 桔梗の花が 三日咲き
他に桔梗紋は、加藤清正、大田道潅、坂本龍馬などが有名です。
6~9月に星型の花を咲かせる桔梗。
雄しべから花粉が出ているが雌しべの柱頭が閉じた雄花期、
花粉が失活して柱頭が開き他の花の花粉を待ち受ける雌花期。
自家受粉により子孫が弱るのを避け、他の個体の花粉を受け入れる仕組みの雌雄同花です。
桔梗の根はサポニンを多く含むことから生薬(桔梗根という)として利用されている。
去痰、鎮咳、鎮痛、鎮静、解熱作用があるとされ、消炎排膿薬、鎮咳去痰薬などに使われる。
たかが桔梗、されど桔梗でした。