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Channel: 秋麗(あきうらら)
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雉も鳴かずば射たれまい

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指をつぶされる拷問のシーンがまざまざと蘇る。

だいぶ前の映画ですが、シーンのいくつかは映像として覚えているのに
誰が出てたか、なんと言うタイトルだったかも思い出せない。
もちろんストーリーも全く。
確か映画館で見た時はおもしろかったと思ったはずなのに。

ヨルダンのアンマン CIA テロ
これで検索してみたら、

英題では BODY OF LIES 嘘の塊
日本タイトル「ワールド・オブ・ライズ
20009年のお正月映画でした。



ちゃんとこのブログでも記録残してました。
2009-01-08 デジタルを超えたアナログの怖さ

007的エンターテイメントとは異なってリアルでした。
私的にはけっこうハラハラドキドキおもしろかったけれど、
あまりヒットせず辛口批評多かったようです。


このたびのイスラム国ISIS人質殺害の一連の流れから、今朝のヨルダンのパイロットがすでに殺されていたという顛末。
ヨルダンって思ってる以上にスゴイんだとあの映画を思いだしました。



今朝のニュースのテロップで見ましたが、
「日本人にはこれから指一本触れさせないという決意と覚悟で事にあたりたい」と 安倍首相が語ったそうです。

日本人として政府に守ってもらえる安心感よりも、なんか厳しい言葉で逆にあちら側が逆上しないかと不安のほうが勝ちました。

「テロを許さない」とか「断固テロと戦う」とかではなくて、
「多くの難民を救済するため」に支援するというほうがあたりは柔らかい。
そして何よりもそれが誠実なように思えます。
言葉は慎重に選んでいただきたいと切に望みます。

このさき日本はどうかかわっていくのでしょう…。


雉も鳴かずば射たれまい
雉は鳴かなければ居所を知られず、撃たれることもなかったのにという意味から、無用な発言をしたために自ら災いを招くことをいう。

日本の国鳥はキジです。

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