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池上曽根遺跡と弥生文化博物館

先の記事に書いた 遥かなるメソポタミアー時空超えたヒトの営みー
この展覧会は弥生文化博物館で8/31まで

いつも地中海近辺を共に旅するツレは今月予定たたないことがわかり、
一人で行こうと地図みてたら、なんと高校時代の友人の家近く。
早速メールして誘ったら、二つ返事でOKとなり、3人グループだったのでもう一人にも連絡。

3人となるとなかなか日程調節難しくなるもの。
日曜朝、母の見舞いだけ行くのもなぁ~と思ってたら、急に今日行こうと決まった。
友人宅に11:30集合。

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大阪府立弥生文化博物館は、平成3年(1991)国指定史跡の環濠集落である池上曽根遺跡の地で開館してました。

しかし、今回メソポタミア展まで全くその存在を知りませんでした。

和泉市の池上曽根遺跡公園にあります。

1976年に環濠に囲まれた範囲を中心に、約115,000平方メートルが国史跡に指定されました。
エクスポ70の大阪万博が高校2年生で、すでに社会人になってるかな。
考古学とかに興味なかったからそのニュースも知らなかった。
もちろん学校の歴史では池上曽根遺跡は習っていない。
当時は静岡の登呂遺跡ぐらい。


1995年、集落の中心部で見つかった弥生時代中期の大型建物と井戸は、弥生時代のイメージを塗りかえるたいへんな発見であったらしい。

大型建物に残されていたヒノキの柱が紀元前52年に伐切されたものであることがわかった。

建物の南側にある井戸は、直径2..3mのクスノキの大木を刳りぬいて井筒にしており、刳りぬき井戸としてはわが国最大のもの。
発掘されたときもこんこんと水が湧き、二千年間井戸が生き続けていた!

これらの発見をうけてこの1995年から史跡整備がおこなわれています。
池上曽根遺跡がもっとも栄えた弥生時代中期(2200〜2000年前)の姿を現代に蘇らせているのです。


外は雨だったので、今回は遠目にチラッとみただけ。
弥生文化博物館の常設展時を急ぎ足で見学してきました。

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この金印レプリカはあの有名な志賀島で見つかった金印です。
今まで画像から想像していたものより随分小さかった。

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こんなふうにすでに糸を紡ぎ機織りしてたんですね。
獣の皮でも身にまとわない限り衣服はいるんだから、当然布は存在してたのに、
貫頭衣とかイラストでも見てるのに、機器を見るとイメージが具体的になるもんですね。

大人の社会見学学習会は早々に切り上げ、近くの友人宅でお昼ご馳走になりました。
突然の訪問なのにいろいろおもてなしありがとう。

いくつになっても口は達者で5時まで延々とおしゃべりは続いたのでした。

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