人権協会現地研修で水平社博物館行きました。
JR掖上駅から徒歩1.2kmと記載されてます。路線バス何処から乗るのか調べてないけど本数少ないです。個人で行くなら自家用車かな。たいていは団体で観光バス利用なんでしょね。
到着後20分ほど待ってガイドさんの案内始まりました。
展示室入って、先の記事のあかねこの絵本の写真撮ってから気づいた。ひょっとして撮影不可?随行してる市役所の人権室職員の方に尋ねたら、やっぱそうだって。
入口戻り確認したら、カメラ✖️看板立ってました。日本の博物館美術館ってほぼそう。フラッシュたかなかったらいいのにね。館外持ち出し不可のそんなスンゴイ情報とも思われへんけど。
で、入口外から見えるとこをズームして撮影
ちょうど人の姿に隠れた展示があかねこ絵本でした。
これ以降画像なし。
高齢女性ガイドさんはマスク装着で小声でした。半径1m以内でないと聞こえない。聞きたい人はすぐ横に来いって感じ。
テキトーにぶらぶら展示見てると、『水平社宣言』が大きく掲示されてました。
そしてその宣言がどれほど素晴らしいものか讃えた文とか、今までに感動した文としてコレをあげるという寄稿文とか…
また、解説シート12には海外から見た「水平社宣言」というタイトルで翻訳英文載ってました。
残念なことに日本語全文が載った印刷物無いのです。受付事務所でも確認しました。
あの小柄なガイドさんが、手持ちバック内から取り出し下さったリーフレット『西光万吉邸永住の地』なんと和歌山県紀の川市にあるようです。
コレを見開くと写真として載せられてました。
館内撮影不可なんだし、印刷物の何処かに載せたらいいのにね。
家に帰りネット検索したらヒットしました。
全文は以下で水平社宣言
コピペさせてもらっときます。
宣 言
全国に散在する吾が特殊部落民よ団結せよ。
長い間虐められて来た兄弟よ、過去半世紀間に種々なる方法と、
多くの人々とによつてなされた吾等の為めの運動が、何等の有難い
効果を齎らさなかつた事実は、夫等のすべてが吾々によつて、又他
の人々によつて毎に人間を冒涜されてゐた罰であつたのだ。そして
これ等の人間を勦るかの如き運動は、かへつて多くの兄弟を堕落さ
せた事を想へば、此際吾等の中より人間を尊敬する事によつて自ら
解放せんとする者の集団運動を起せるは、寧ろ必然である。
兄弟よ、吾々の祖先は自由、平等の渇仰者であり、実行者であ
つた。陋劣なる階級政策の犠牲者であり男らしき産業的殉教者であ
つたのだ。ケモノの皮剥ぐ報酬として、生々しき人間の皮を剥取ら
れ、ケモノの心臓を裂く代価として、暖い人間の心臓を引裂かれ、
そこへ下らない嘲笑の唾まで吐きかけられた呪はれの夜の悪夢のう
ちにも、なほ誇り得る人間の血は、涸れずにあつた。そうだ、そし
て吾々は、この血を享けて人間が神にかわらうとする時代にあうた
のだ。犠牲者がその烙印を投げ返す時が来たのだ。殉教者が、その
荊冠を祝福される時が来たのだ。
吾々がエタである事を誇り得る時が来たのだ。
吾々は、かならず卑屈なる言葉と怯懦なる行為によつて、祖先を
辱しめ、人間を冒涜してはならぬ。そうして人の世の冷たさが、何
んなに冷たいか、人間を勦はる事が何んであるかをよく知つてゐる
吾々は、心から人生の熱と光を願求禮讃するものである。
水平社は、かくして生れた。
人の世に熱あれ、人間に光あれ。
大正十一年三月
他サイトで【要約文】もあったのでコピペ😅
全国各地にちらばっている、被差別部落の仲間たちよ、団結しよう。 多くの人々によってなされた私たちのための運動は、何のありがたい効果ももたらさなかった。 それは、そのすべてが、私たち自身が、また他の人々が、つねに人間を侮辱してきた罰だったのだ。
JR掖上駅から徒歩1.2kmと記載されてます。路線バス何処から乗るのか調べてないけど本数少ないです。個人で行くなら自家用車かな。たいていは団体で観光バス利用なんでしょね。
到着後20分ほど待ってガイドさんの案内始まりました。
展示室入って、先の記事のあかねこの絵本の写真撮ってから気づいた。ひょっとして撮影不可?随行してる市役所の人権室職員の方に尋ねたら、やっぱそうだって。
入口戻り確認したら、カメラ✖️看板立ってました。日本の博物館美術館ってほぼそう。フラッシュたかなかったらいいのにね。館外持ち出し不可のそんなスンゴイ情報とも思われへんけど。
で、入口外から見えるとこをズームして撮影
ちょうど人の姿に隠れた展示があかねこ絵本でした。
これ以降画像なし。
高齢女性ガイドさんはマスク装着で小声でした。半径1m以内でないと聞こえない。聞きたい人はすぐ横に来いって感じ。
テキトーにぶらぶら展示見てると、『水平社宣言』が大きく掲示されてました。
そしてその宣言がどれほど素晴らしいものか讃えた文とか、今までに感動した文としてコレをあげるという寄稿文とか…
また、解説シート12には海外から見た「水平社宣言」というタイトルで翻訳英文載ってました。
残念なことに日本語全文が載った印刷物無いのです。受付事務所でも確認しました。
あの小柄なガイドさんが、手持ちバック内から取り出し下さったリーフレット『西光万吉邸永住の地』なんと和歌山県紀の川市にあるようです。
コレを見開くと写真として載せられてました。
館内撮影不可なんだし、印刷物の何処かに載せたらいいのにね。
家に帰りネット検索したらヒットしました。
全文は以下で水平社宣言
コピペさせてもらっときます。
宣 言
全国に散在する吾が特殊部落民よ団結せよ。
長い間虐められて来た兄弟よ、過去半世紀間に種々なる方法と、
多くの人々とによつてなされた吾等の為めの運動が、何等の有難い
効果を齎らさなかつた事実は、夫等のすべてが吾々によつて、又他
の人々によつて毎に人間を冒涜されてゐた罰であつたのだ。そして
これ等の人間を勦るかの如き運動は、かへつて多くの兄弟を堕落さ
せた事を想へば、此際吾等の中より人間を尊敬する事によつて自ら
解放せんとする者の集団運動を起せるは、寧ろ必然である。
兄弟よ、吾々の祖先は自由、平等の渇仰者であり、実行者であ
つた。陋劣なる階級政策の犠牲者であり男らしき産業的殉教者であ
つたのだ。ケモノの皮剥ぐ報酬として、生々しき人間の皮を剥取ら
れ、ケモノの心臓を裂く代価として、暖い人間の心臓を引裂かれ、
そこへ下らない嘲笑の唾まで吐きかけられた呪はれの夜の悪夢のう
ちにも、なほ誇り得る人間の血は、涸れずにあつた。そうだ、そし
て吾々は、この血を享けて人間が神にかわらうとする時代にあうた
のだ。犠牲者がその烙印を投げ返す時が来たのだ。殉教者が、その
荊冠を祝福される時が来たのだ。
吾々がエタである事を誇り得る時が来たのだ。
吾々は、かならず卑屈なる言葉と怯懦なる行為によつて、祖先を
辱しめ、人間を冒涜してはならぬ。そうして人の世の冷たさが、何
んなに冷たいか、人間を勦はる事が何んであるかをよく知つてゐる
吾々は、心から人生の熱と光を願求禮讃するものである。
水平社は、かくして生れた。
人の世に熱あれ、人間に光あれ。
大正十一年三月
他サイトで【要約文】もあったのでコピペ😅
全国各地にちらばっている、被差別部落の仲間たちよ、団結しよう。 多くの人々によってなされた私たちのための運動は、何のありがたい効果ももたらさなかった。 それは、そのすべてが、私たち自身が、また他の人々が、つねに人間を侮辱してきた罰だったのだ。