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手力雄神と天石門別神社

溝咋神社には絵馬を掲げる建物があります。
神楽を上演する舞台も設けられかつてはここで神楽の上演があったのですね。

一つの絵馬越しに写ったお社が手力雄神社(たちからおのかみのやしろ)
そのお社をちゃんと撮影するのを失念してました。

ちなみに本殿もなぜか撮影してませんでした。
下の絵馬を撮影したものと一緒に屋根が写っています。
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何から書こうか思案してました。
調べれば調べるほどワケ分からんようになって収拾がつかなくなって…

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神門をくぐって、左手に手水舎があります。
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松の木の後ろに写っているのは、池の真ん中の末社で木花開耶姫命社。
ご祭神は不思議な取り合わせで
木花開耶姫神このはなさくやひめのかみ(安産子育ての神〉
級長戸辺命しなとべのみこと    (風の神〉
市杵嶋姫命いつきしまひめのみこと 〈農耕治水の神〉
菅原道真公 〈学問の神〉
《現在の星見町(旧二階堂村)のご祭神が合祀されている》
歯神天満宮ともいわれ、そのように記載されている地図が多かったです。


手水舎に並んで、絵馬殿があり、その先に手力雄神社がありました。
ご祭神は、手力雄神たちからおのかみ 〈力の神〉
《現在の玉島(旧十一村)の了専(石崎喜兵衛)さんも祀られている》

なんで溝咋神社に手力雄神がおられるのだろう。


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2/28にエントリーした先の記事で紹介した図の天石門別神社が気になる。


茨木神社の奥宮として境内に鎮座してました。
天手力男命が主祭神ですが、もとは社名のとおり天石門別神(磐間戸命)を祀っていた。
大同2(807)年、坂上田村磨が荊切の里を作った際に地主神として祀られたようです。

この天石門別神も知らない神様でした^^

天石門別神(あまのいわとわけのかみ)は、
古来より天皇の宮殿の四方の門に祀られていた神で天太玉神の子ともいう。

天孫降臨の神話において、瓊瓊杵尊と共に随伴した神々のうちの一柱。
天照大御神より思金神、天手力男神と共に八咫鏡の祭祀を任命された神。

瓊瓊杵尊が天磐戸を引き開け八重雲を排分けて降し奉った時の天と地の境にある門。
天上の出入り口となる門のことで、天岩戸神話で天照大御神が籠もった岩戸ではない。

古事記には、別名が櫛石窓神、豊石窓神であると記されている。
「天石戸別神、亦名櫛石窓神謂、亦名豊石窓神、此神者、御門之神也」

加えて「御門之神也」と記され、古の宮城の内裏その四方の門に祀られていたという。

門は、外部と内部を隔てると同時に互いを結ぶ接点となるという性質から
その境界にあって外部から侵入しようとする悪霊や災厄を防ぐ役割をも持つともされる。


櫛石窓神(くしいわまどのかみ)
豊石窓神(とよいわまどのかみ)

天石門別神(櫛石窓神・豊石窓神)を祀る神社に
天岩門別神社(岡山県美作市)、櫛石窓神社(兵庫県篠山市)、
大祭天石門彦神社(島根県浜田市)、天石立神社(奈良県奈良市)などがある。

石生の水分れにあるいそ辺神社の奇日方命(くすひかたのみこと)ってどなた?
と調べた時、例えば、

滋賀県蒲生郡竜王町にある石部(いそべ)神社は江戸時代は磯部大明神と称し
『特選神名牒』は「久斯比賀多命」
これって くしひかた ですよね。
 

天日方奇日方命(あめのひかたくしひかたのみこと)は
別名:櫛甕玉(くしみかたま)、櫛御方命(くしみかたまのみこと)
あるいは鴨主命といい、三輪君・鴨君の遠祖であったり
三輪明神(大神神社)の大田田根子命の父もしくは祖父だとか。


お名前の前半:天日方、後半:奇日方
二つの神様が一緒になってるのかも…


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