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ソチと黒海

2月7日ソチオリンピック開幕まであと6日。
ジャンプやフィギュアスケートなど金メダル期待できるニュースをよく目にします。

しかし世界では、ホントに大丈夫なのかと心配されているそうですね。
先週たまたま銀行で待っている時に手にした雑誌でソチの地図を見てびっくり。

なんとまぁエライとこにあったのですね。
チェチェン、かつてよく耳にしました。
すぐ近くがグルジアであり、ウクライナも最近大変です。

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今まで地名は耳にしても地図をじっくり確認したことがなかった。
ヤルタ会談、オデッサファイル、…。
黒海沿岸のこんなところに位置してたのか。

名前のとおり海面は黒く透明度は低い。
明るい青色のエーゲ海から、黒海に入ると不気味なイメージを抱くらしい。
古代より黒海は不思議な海であった。


興味を持ったのでしばらくネットで検索続行してると、

「淡水湖の湖が大洪水により海とつながり黒海が誕生、
この時の洪水がノアの大洪水伝説となった。」という説を発見。

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「ノアの洪水」ウィリアム・ライアン ウォルター・ピットマン著 集英社刊 2003年

一部抜粋させてもらいますが、詳しくは→こちらで

今から20.000年前、大規模な氷河の融解が始まった。
黒海は氷河から流れ来る水により淡水化され、最後には淡水湖なった。
そのころ、地中海の海面は今より数百メートルも低かった。
黒海(淡水湖)からマルマラ海へ淡水が溢れ流れていたほどである。
その証拠は、ボスポラス海峡の10000年前の沈殿物に黒海から流れ出る淡水の跡が発見された。
黒海の沿岸には低くなった海面により露呈した地面を渡り、人類がアフリカから黒海付近まで進出していたらしい。

15.000年前、氷河は完全に後退した。
氷河期の終わりかと思われたが、12.500年から1000年間は氷河期(ヤンガー・ドライアス)が再び地球を支配した。
雨が降らなくなり黒海の水面も水の蒸発により低下した。
マルマラ湖への流失も止まり、黒海は孤立した淡水湖となった。
人も寒さに耐えられず逃げ出した。

7600年前、洪水伝説の誕生
地球に 暖かさが戻ると人々は湖の水辺に戻ってきた。
しかし、ついに地中海(エーゲ海)の海面上昇が、黒海につながる渓谷に注ぎ始めた。
ナイアガラ瀑布の200倍に当たる海水が勢いよく流れ込んだ。
ほぼ一年にわたり、渓谷を轟音と共に海水は黒海を目差した。
マルマラ海をいっぱいにすると、ボスポラス海峡の堰を越え、音を立てて注ぎ始めた。
一気に湖の水面が上昇して人々の集落を押し流した、流れ込んだ海水は黒海の水面を55メートルほど上昇させた。

生き残った人々は上記のように周辺各地に逃げ「洪水伝説」を創り語り継いでいった。
この時に水没した沿岸の集落を探す試みもあるが、今だに発見されたという確実な報告はない。
その後、海底のカメラ探査によると「淡水湖時代の岸辺に人の住んだ形跡が発見された」との報道もある。


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