大山の800m~1300mのエリアは、西日本最大級のブナの森が広がっています。
落葉広葉樹といえばブナにナラ。
ちょっとピークを過ぎてましたが、紅葉の見ごろでした。
14:41 スタートして間もない頃
紅葉して落ちた葉が積み重なりクッションとなり、コンクリートやアスファルトの道、石畳と違って歩きやすかった。
雨で濡れてたら滑って怖いかもしれないけど。
落ち葉は腐葉土となって雪解け水や雨水を貯えます。
再び地表に湧き出してくるまで20年から30年。
その水は栄養分たっぷりで、里の田畑を潤し、日本海に流れ込むんだそうです。
こうした高い保水力ゆえ、ブナの木は森のダムとも言われるんですね。
横手道は、大山西麓の標高800 m前後のところをほぼ水平に南北に進み、大山寺境内へと通ずる古道です。
日野往来や出雲街道とも合流する山陽方面からの主要道で、大山寺と京都や比叡山を結んだ公用の道でもあったようです。
14:53
来た道の標識も写しとこうとデジカメでも撮影
15:10 大きな石の鳥居まで来ました
横手道を通って山陽方面から大山寺に向かう人々を見守るお地蔵さん。
山麓を横切る平坦な道です。
でも落ち葉にまじり漬物石ぐらいの石がゴロゴロしてるところもあり、足元注意して歩きました。
そういうわけで、一町(約100m)ごとにお地蔵さんが並ぶという横手道ですが、時々お地蔵さんが目に留まりました。