立派な宝形造りの屋根の富貴寺本堂の内陣には阿弥陀如来像が安置されています。
壁や長押、柱には平安時代の壁画や文様が、だいぶ禿げてますがかなり残ってる部分もあり、さぞかし壮麗であっただろうことが伺えました。
阿弥陀如来像の周りを壁画とか見ながらまわると、真後ろに白山権現神像が置かれてました。
いつもそこにおられるのかどうかは聞きそびれましたが、今回の六郷満山1300年で非公開文化財の特別公開だそうです。
本堂と境内すぐ外に並んだ旅庵蕗の薹の間に白山神社がありました。
階段下から遥拝しただけですが、白山姫のような神像は普段はこちらのお社におられるのでしょうか。
初参詣がたまたまこの時期で、白山権現神像も、文殊仙寺の六所権現像も拝謁できてラッキーでした。
お堂の外側もぐるっとまわれます。
すぐ近くで暮らしてたら、大堂の内も外もぐるぐるめぐれていいなぁ。
文化財の値打ちは分からずとも、心が落ち着くのは感じれますもん。