旅の2日目、国東半島真ん中の両子山1時の方向、文殊山(614m)中腹にある文殊仙寺へ。
別府のホテル出発が8:30だったので、この画像撮影10:17まで1時間半は要してます。
出発前の予習で参道階段330段と知ったので覚悟してたけど、やっぱりね。
やっと到着。
本堂左手に役行者が祀られていて、まずこちらでご挨拶してからお参りくださいとのこと。
648年に役行者開基と伝わる、日本三大文殊の一つの古刹です。
大化4年にあたり、大和で揉めてるややこしい時期、役行者は九州にいたんですね。
3人寄れば文殊の知恵、のことわざの元ともなった文殊寺院だとどこかで見たけど今記事にするときに見つからず。
いよいよ護摩修行参列です。
檜の護摩木に祈願依頼されたい人は一本千円。
24枚がお焚き上げされましたが、もちろんそれ以外にも燃やす木は十分用意されてました。
神仏習合ですから、護摩台正面に神社みたいな鏡置かれてます。
火の粉が飛んでます。
先の記事の真木大堂で見た不動明王の火焔迦楼羅みたいに、焔は自由自在。
この時護摩焚きされてた僧は、右手大太鼓へ移動し太鼓を叩きながら、参列者皆で般若心経を唱えました。
勝尾寺を思い出します。
太鼓の振動波動が体に浸透していく感じです。
山を下る時に
立派な千年ケヤキ
かなり上まで大型バスも通行できるような立派な車道が整備されてて、帰りは階段をすべて降りることなく助かりました。
この参詣した5/22、その駐車場に工事など建設車両がたくさん駐車してました。
夜間のライトなどを設置するようで、近いうちになんかイベントあるんだなと思えました。
Wikiページによれば、
毎月25日は文殊菩薩の縁日であり、本殿文殊堂にて護摩焚き祈願が行われ、参拝者には昼食のお接待が用意される。
護摩祈祷とか大がかりに行われるのでしょうか。
一般的にお寺も神社も中での撮影は禁止されてますが、この文殊仙寺はどうぞということで、以上の通りです。
ホームページも副住職さんのファイスブックもガンガン発信されてて、新しい形の寺社経営されてるのでしょう。
古い伝統を大事にしながら、現代のSNS投稿などで拡散してもらい参詣客を増やす工夫。
お金のこというたらなんですけど、団体の護摩祈願は3万円だそうで、各個人からの護摩木24本で2.4万円。
ということはあの一連の護摩祈願祈祷1時間ほどで5.4万円。
さらに拝観料や、納経帖とかで…
HPご覧になればわかるように、護摩祈願申し込みとか、写経体験とか申し込みと費用が真っ先にわかるページ作りですね^^
批難しているのではありません。
レプリカとか公開してないのに、撮影禁止とかワケワカランとこいっぱいありますから。
そちらの方が今の時代に合致してませんし、それでは次の時代に継承できるか心配です。
今回のツアーで先達を務めてくださったお寺の住職さんは経営厳しく、先達としてアルバイトされてるのかもしれません。
11:40ごろ出発し次の富貴寺へ向かいます。