本殿瑞垣の第四殿前のしだれざくら
今年はことのほか美しいと神職さんのご案内で言われてました。
後白河法皇お手植えとも伝えられ、室町時代の「那智山宮曼荼羅」にも描かれているそうです。
花弁が小さく上品な姿は上臈(女官)の雰囲気を醸し出していると。
那智原始林に入山する前に、那智大社で正式参拝でお祓い受けた後、神職さんが本殿瑞垣内に案内してくださいました。
ちょうど社殿の創建1700年で拝殿の屋根を修復中で、覆いがあるため写真撮影難しい。
烏石(からすいし)
神武天皇が熊野から大和へ入られたときに道案内した「八咫烏」が、その大任を終えて帰りここに姿を消し石と化したと伝わります。
話聞きながら、ふと下を見ると、ハート形白石が光ってた。
ご祭神の熊野牟須美神(くまのむすみのかみ)または夫須美神(ふすみのかみ)
「牟須美」は「結」とも書かれるようです。
今回が3度目の参拝となりますが、今まであまり深く認識することなくお参りしてました。
この度、語り部ガイドさん、神職さんの説明を受けてなるほど、と。
ハートの石まで呼びかけてきたし。
那智の滝は女性で、神倉神社のゴトビキ岩は男性で、
なるほど~
熊野速玉大神・熊野夫須美大神は、熊野版のイザナギ・イザナミということができると→熊野三山の主神について
ず~っと古代から、この地では
熊野速玉大神と熊野夫須美大神は、自分達を生み出した「親神」ということで崇められてきたのでしょう。