魚を鵜呑みにした鵜から魚を吐き出させる鵜飼い漁は、映像で見たことはありました。
今回初めて、鵜飼を見学するの当たり、その鵜飼の船に乗り込むのかと勝手に想像してました。
洋服とかいろいろ思案していったのに、実際は鵜飼の観覧船に乗ってそこから見る、当然ですよね、アホでした。
スマホでもデジカメでも素人撮影ではなかなか難しい。
約1時間ほどの鵜飼漁ショータイムとなってることも初めて知りました。
私たちが乗った船は23名のツアー貸し切り。
前に船頭二人、後ろに一人が、水量が減ってる長良川を少し上流まで船を操ります。
何度も何度も行き来して大変でしょとお聞きしたら、土曜などは船が全部ではらうので、漕ぐ人が足りなくなって、前一人後ろ一人となったりするらしい。
そんな日と比べたら楽勝だって。
鵜匠さんは長良には6名おられ、毎日どの順番で出港するかをくじで決め、それがあみだくじの発祥。
その時の紐で説明してくださってるところ。
長良川では1300年以上も続く伝統漁法の鵜飼。
明治23年から鵜匠は宮内庁式部職鵜匠、世襲で受け継がれています。
漁が終わったら、鵜は一羽づつ餌となる魚ほんの少しもらって箱に収められる。
昨日からご飯もらってないのにこれで終わり。
長良川の鵜は野生の鵜を飼いならし、毎日腹八分以下の餌でおなかを減らした状態で漁に出す。
しかしこれが長生きの秘訣で、通常7,8年が20年は生きるらしい。
デジカメで撮影した画像を追加します。
空には十三夜の月、そしてその下に金華山の岐阜城をズームアップすると
面白うてやがて悲しき鵜舟かな
芭蕉