日が沈むと松明行列が始まりました。
太鼓と笛の音色がもの悲しく、精霊流しや万灯流しのような雰囲気を感じます。
イベントのチラシによれば大火勢会場まで運ぶ総勢800名と書かれてます。
ここで松明を渡して特別観覧席へ。
19:25から太鼓演奏、迫力ありました。
大太鼓は今まで見た中でも最大級かも、響きもハンパない。
遠目でよく見えなかったけど、聞こえる音からすると吹奏楽との部分的コラボも珍しかった。
20:20スーパー大火勢点火
立ち上がって、一番上の部分はどのように点火するんだろうと固唾をのんで見つめる。
おそらく導火線による点火だった。
高さ20メートル重さ1トンの大火勢を、若衆80名が4組程度に分かれて交代で回していく。
ホースで水かけながらも火の粉は飛ぶし、燃えかすが落ちても来る。
頭燃えてんどーという怒声も聞こえたし。
あのうちわのような火が連続して渦巻く画像は、シャッター開いて撮るのかな。
スマホの動画でも無理みたい。
30分間ほどして豪快な火回しが終了し、スーパー大火勢が倒され花火が始まる。
うみんぴあエリアで挙行されるのは大飯の町おこしで復活されて23回目。
この大火勢は、かつて大飯ではあちこちで見られたそうで、今残るのは福谷だけ。
大飯町誌では
福谷の大火勢は三〇〇年の伝統があるといわれ、区長や大火勢保存会の人々により今日まで受け継がれてきた迦具土神をお迎えする誠に豪壮な火祭りである。 八月二十三日夜は伊射奈伎神社へ、二十四日夜は熊野神社へ、火災鎮護と五穀豊穣を祈願のため奉納される。二夜とも区の入口に近い火勢山(桟敷山)三、四十メートル頂で上げられる。
近年はお盆8/14-15に行われます。