昨日は月末だったけど、九度山での研修お誘いうけて二つ返事。
高野山麓で防寒対策しっかり準備したのに、とてもよいお天気に恵まれ気温も高かった。
市役所から38名乗車、大型バス満席でした。
配布された資料によれば、
「大石順教尼から人権を考える」という現地研修会^^
単なる観光じゃなくて、人権協会主催です!
九度山といえば、大河ドラマ真田丸で、真田ミュージアムの展示最終日でもありましたが、これは後ほど。
二班に分かれてのフィールドワークで一番最初に訪れたのが旧萱野家。
門の前で、ボランティアガイドさんに案内されて、目の先には
高野山につながる山々、左側に高野山の奥の院とか聖地で写真撮ったつもりがなかった。
残ってたのは、足元のマンホール。
大石順教尼記念館では靴を脱いで上に上がり、まずDVDを視聴。
館長さん自らが補足説明してくださいました。
その方が書かれた座右の銘。
人権教育よりも、今の私にヒットしました。
大石順教尼(本名:大石よね)さんは17歳のときに、養父の狂乱の犠牲となり両腕を切り落とされるという災厄に遭遇。
口に筆とりて 書けよと教えたる 鳥こそ われの師にてありけれ
カナリアが嘴で雛に餌を与える姿を見て、両手がなくても口で筆を使えることに気づかれたそうです。
昔、俳画を何年間か習ってて年賀状とか手描きしてました。
手をつかってもこんな上手にかけなかった。
この境遇を克服して芸術でもすばらしい作品を残され、障害者教育でも力を注がれた。
九度山に人権啓発のこうした場所があるとは、昨日まで知りませんでした。