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Channel: 秋麗(あきうらら)
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気比大神=応神天皇=垂仁天皇皇子ホムチワケ

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元旦の初詣に福井県敦賀にある気比神宮へ参拝しました。
実は2013年1月にも地域の方々と若狭彦&若狭姫神社参拝し記事に残してます。
ところがその後続けて気比神宮行ったのに、記事にできなかった。
調べてるうちにワケワカランようになったのでした。
あれから4年過ぎて、またもお蔵入りにしないため記録残します。



琵琶湖の北、それほど距離なく大きな山を越えるでもなく敦賀です、
日本海の物資がここに集結したのが納得できます。


日本三大鳥居の一つをくぐり、左に猿田彦神社を過ぎて手水舎。
すぐ横に長命水、同じ水源らしいです。



本殿は国道8号線に面した西の鳥居から参道進み直角、北側に二の鳥居、南向いて本殿があります。



行儀よく二列にずら〜っと並んでました。
社務所やらの建物から左に出てさらに進むと3つ摂社のお社並び、一番立派なのが角鹿神社。
昔はこの近くに鳥居があり、境内の東側が入口だったようです。



前来た時もココがあやしいなと、プンプン匂いましたから。
帰ってから調べたら敦賀の地名はココが元らしいです。

ツヌガアラシトを祀ります。
垂仁天皇の時に朝鮮半島から渡来。
ところが応神天皇の時代に、アメノヒボコが渡来、兵庫県の出石神社で祀られます。

大阪は平野のあかるひめ神社のあかるひめを追いかけて来たんだって。

ツヌガアラシトとアメノヒボコ、名前も、時代も少し違う。


ところが、応神天皇はこの敦賀で、自分の名前イザサワケと、気比の神ホムタワケと名前を交換した。
だから気比の大神はイザサワケとなり、気比神宮で第1の神様として祀られる。


ホムタワケが応神天皇、
似た名前ホムツワケ、あるいはホムチワケは垂仁天皇の皇子の名前です。
后の佐保姫が兄の謀反に味方して兄の稲城で垂仁天皇の子供を出産します。
火をつけられ燃え盛る稲城での火中出産譚をもつホムチワケ。

とてもよく似ていて、どっちがどちらかわからんようになる。

去年11月に伊勢の瀧原宮を参拝した後に書いた記事
2016/11/18 大神の遥宮・瀧原宮と真奈胡神

そこのコメントで触れた時が契機となりました。
「垂仁天皇とサホヒメの間にホムチワケ。
垂仁天皇とヒバスヒメとの間にヤマトヒメでした。
次の景行天皇は、ヤマトヒメの同母兄妹で、景行天皇の子供である双子の皇子の片割れがヤマトタケル。
お詫びして訂正しときます。
本牟都和気命(ホムチワケ)、倭姫命(ヤマトヒメ)、倭建命(ヤマトタケル)みな鳥の伝承持ってて興味深いです。

そして15代応神天皇は、ホムタワケというのとよく似てますね。
チとタの違いだけ…」



ホは稲穂、瑞穂の国のミズホのホ。
一緒にという意味あるいは親しみを示す接尾語ムツ、ムチ、ムタがついたとすると同一だと考えられるという論文発見しました。
20年以上前に発表されてて、その後どう検証されてるかはわかりません。

「記紀の五世紀以前部分の資料的性格(2)」奥田尚 著
東洋文化学科年報第5号 1990年11月

気比大神のイザサワケ、履中天皇のイザホワケ、この微妙な違いサとホも同一だと説明されてます。
詳しくは→ こちら

ツヌガアラシトもアメノヒボコもほんとは同じ時代だとすると、 話がわかりやすくなる。
同じストーリーを名前変えて繰り返してる、

神武、崇神のハツクニシラスミコトが同じなのも、
神武、崇神、応神に神がつくのもヒントなんでしょうかね。

またまたこんがらがって来たので、ここで休止。



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