先週、NHKの家族に乾杯で箱根の後編を視聴しました。
その最後の映像でドキッとしました。
夕日に照らされた雲がまるで九頭龍に見えたからです。
今日の再放送も見逃しましたが、ユーチューブで画像見つけました。
3/18にロケされたと、前編でテロップ出てました。
Wikipedia
箱根の九頭龍伝承と祭祀 より引用
九頭龍神社の縁起は箱根神社と同じ天平宝字元年(757年)。九頭龍神社は箱根神社を開いた万巻上人が調伏した龍を奉る神社である。
芦ノ湖がまだ万字ヶ池と呼ばれていた奈良時代以前、箱根の村には毎年白羽の矢が立った家の若い娘を芦ノ湖に棲む毒龍に人身御供に差し出すという習慣があった。それを知った箱根山で修行中の万巻上人は娘達を助け、村人を助けるため法力で毒龍に改心してもらうため立ち上った。万巻上人は御仏に祈り人身御供の代わりに三斗三升三合三勺の赤飯を21日間の祈祷満願日の前日6月13日(旧暦)に捧げることを誓い、湖畔で経文を唱え 毒龍に対して人身御供を止めるように懇々と仏法を説いた。毒龍は 姿形を変え、宝珠・錫杖・水瓶を捧げ出現した。それでも鉄鎖の法を修し、龍を湖底の白檀の大樹に縛り付け、仏法を説き続けた。後に、その木は「逆さ杉」と呼ばれるようになった。龍は、もう悪事はせず、地域一帯の守り神になる旨を約束をする。万巻上人は龍の約束が堅いことを知り、九頭龍大明神としてこの地に奉ることにした。その満願の日とは6月14日(旧暦)。
そのため九頭龍神社の祭りは、毎年6月13日が例大祭、毎月の13日が月次祭である。
今でも芦ノ湖の湖水祭ではお櫃に赤飯を入れ、御供船に載せ 逆さ杉のところで湖底に沈め捧げる。このお櫃が浮かび上がってくると龍神が受け入れなかったとされ、災いが起きると言われる。近年では大正12年(1923年)の湖水祭でお櫃が浮かんでおり、その数ヵ月後に起きた関東大地震(大震災)から、九頭龍神社の霊験があったとされた。