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Channel: 秋麗(あきうらら)
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古牧グランドホテルからの恐山

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2006年9月の連休に2泊3日で東北巡った記録読み返すと、書いてないことありまして。何に配慮したのか恐れたのか…観た景色をカメラじゃなくて心のシャッター切った記憶残像でもない、心象風景。

あれから18年も経って、もうええやろと、記憶辿って。記憶って見た写真からも増幅されたりしますでしょう。2006年当時はデジカメ撮影したものをPCに取り込んで保存してました。でも全く見返すこともなく月日は流れ…家のPCも店のも何度か新しくなり、最初の頃は画像をUSB保存もしたけど…それすら見返すこともなく、今はどこいったか?
結局、今現在手元に残るデータは、このブログと、アナログ紙資料。旅先で入手した観光地図やパンフレットなどファイルしてるんです。他の人から見れば、ただの古紙ゴミ、亡き後娘に捨ててもらいます(^^)
その残した資料はわずかですが、


高校2年の修学旅行は珍しくも東北でした。干支三周り過ぎて選んだツアーコースが、『ハイライト男鹿・津軽・下北と白神山地3日間』宿泊宿に、旅行雑誌当時人気No.1の古牧グランドホテル、というのも選んだ理由のひとつ。今になって検索すると、2004年に経営破産してゴールドマン・サックスが買い取って、
2005年から星野リゾートとの協業事業開始、この間に利用してたようです。その後、2008年「古牧温泉青森屋」として名称変えて再建。

実際宿泊してみての感想や記録は残してない。わずかに一枚ねぶたの画像のみ
>この前で夜8時半から30分間、津軽三味線と民謡を楽しむことができました。

ほんとはね、もっと印象残ることあったんです。店で働いてくれてたエミちゃんと2人でツアー参加してました。私たちが通された部屋は超豪華。前が立派な庭の角引きまわしスイートルーム?庭を眺める応接セットもあったような。10畳ぐらいの和室とベッド2つの洋室、3畳ぐらい控えの間も。2人には広すぎて、荷物どこ置くってウロウロ。41名参加のJTBツアーで、他の方の部屋はどんなか全くわからないながら、なんか落ち着きませんでした。


宿着いて、屋外出ることもなく先に温泉行くことに。ところがこれが遠い、というか、広すぎる敷地でわけわからん。ラスベガスの巨大ホテルみたいです。今地図見ても古牧第1-4の何処だったんだろう?
ねぶたなど飾った舞台や、屋台とかいっぱい並んだレセプションルーム横切ってやっと辿り着く温泉。これがまた広すぎて。私の感性では、こういうの容量オーバーで付いていけない。わずかに映像記憶残ってますが、見た以外の匂いとか湯あたりとか、どんな湯だったかの記憶全くない。
やがて就寝になりベッドに横になりました。なぜか氷の上にいるが如く超冷たい。東北といえど、まだ9月、ありえへん異常な冷たさで、しんしんと冷える。
隣のベッドから聞こえる寝息聞きながら、和室に布団敷いて寝ようか、、、多分1時間以上悶々と。
そのうち眠りに落ちてみた夢、今でも覚えてます。

広大な食事会場で食べてると、中年女性が傍に立った。ベージュのダスターコート着て、当時の私より若くて40代?彼女が私に語りかけてきました。恐山へ行きたいの。亡き父母を弔いにと、言ったような気がする。なのに、ここで足止めくって行けなくて。
みたいな?語った内容は記憶薄れ崩壊する寸前。映像と怖い夢ではなかったのは覚えてる。朝目覚めて思ったのは、あの女性は私に託したのかなって。行けなくなってここで絶命したから、代わりに恐山へ連れて行ってね、って。だとしたら、あの深々と心身冷えるベッド、なんか物語る。妙にええ部屋に団体ツアー客泊めるかな?

あの有名な恐山、聞きしに勝るかどうか、旅立つ前にぜひこの目で確かめたいもんだと思ってました。でもビビリなもんで、
>テレビなんかで見るのは、あのイタコの口寄せ。どんなところなんだろう、霊媒能力はないけれど、へんな霊がついてこないようにと、訪れるまでに、そりゃない知恵しぼりましたよ。
思いついたのは水晶のネックレス、なんとなく除霊にききそうな気がしました。
その旅行時の洋服一枚だけ画像貼ってました。旅の2日目、津軽半島竜飛岬にて水晶ネックレス、ちっちゃいからわからないかな。
つづく



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