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Channel: 秋麗(あきうらら)
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御杖神社の上津江杉、久那斗神、八丁子紋

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奈良の最高パワースポット、御杖村の続きです。
みつえ行くんだから、やっぱり御杖神社でしょう。ということで、御杖村で真っ先に向かいました。





両脇にすっくと伸びた杉古木は

上津江杉と名付いてます。室町三代将軍義満の時に植樹、齢600年と伝わるようです。
神の杖にて、人々に降り掛かる災厄を払い除けてくださる。杖からお生まれになった大神さまと倭姫命の杖をお祀りすることから御杖神社と称される。
奈良県宇陀郡御杖村神末園座1020延喜式内小社
この杉の上空高く飛行機雲が伸びていきます。GW最終日運航うんと増えて、飛行機雲いっぱいみました。

右側の杉は老齢で根元から二つに割れ出して、縛り補強された金輪が錆びてました。


さらに症状悪化で上の方の葉に勢いがない。樹木再生師のような方が依頼受け、この日初調査に来たと伺いました




大きく扉が開かれて、中程の欄間に神紋額が掲げてありました。八丁子紋というようです。これについて知り得た不思議はまた項を改め後日。




このお社奥に渡り廊下のように繋がり本殿、外削ぎ鰹木9本でした。
御祭神は、久那斗神 くなとのかみ八衢比古神 やちまたひこかみ八衢比女神 やちまたひめかみ
あまり聞きなれない神さまです。
神社で賜った説明プリントより書き写します。
「久那斗とは杖の義で、久那斗神は道路や巷(物事の別れ目)に在って悪や禍を寄立て遮り、『此の処より来たる事勿れ』と防ぎ止め、人生の行路を安全に守護し幸福をもたらす人生守護の神様です。

八衢とは辻の義で、八衢ニ神は国引き・地引きの要に在って、悪や禍を塞ぎ護る厄除けの神様です。」


この地は大和と伊勢の国境です。古代から都を護る境界の神様で、往昔、道饗祭が行われていました。

「第11代垂仁天皇の勅命により、皇女倭姫命は天照大神の御杖代として大和国笠縫邑より神慮に叶う新たな宮地求め、道中この地に行宮を造り御休座になられたとの伝承。
神に占有され掌握の領域を画する玉杖、倭姫の御杖をお祀りするところから御杖村の村名に。
故もって伊勢神宮の神戸と定められ、明治初期まで五石五斗の貢米を奉献していた。明治6年奥宇陀22ヶ村の郷社と定められた。」

多くの神さま合祀しているからか、7月には祇園祭、夏越の祓、湯立神事も執り行なわれています。


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