うすさま明王の護符です。2003年5月に四国遍路巡礼で、先達さんが教えてくださり賜った。トイレの壁に17年間貼りっぱなしでした。それを剥がしお返しして新たに賜わりました。
徳島市東部の地図見てて、阿波国分寺が目に留まりました。こんなとこにあったんだ(*_*)以前は四国お遍路バスツアーに参加してたから、全く地図見てなかった。
こんなチャンスが巡ってくるなんて、真っ先に行程に組み込んだ次第です。
国分寺前バス停で降りたのが9:15
この路線なら、徳島駅に戻れるのは9:47 の次が、13:22 どちらもアウトを再確認。
9:20 興禅寺前通過
標識通り進めばちゃんとたどり着けた。
コスモスが未だ盛りと群生してた。
9:22国分寺到着
本堂が工事中なのが見えますでしょう。仮本堂と大師堂二カ所で、ろうそく1本、線香3本あげて、お札を納めます。お賽銭入れて般若心経唱える。めっちゃ忙しいので写真ないです。
私の他に同世代のおっちゃん一人、夫婦一組がお参りされてました。
簡易白衣朱印とうすさま明王のお札賜わる。あれ烏枢沙摩明王祀るお堂が見当たらんと尋ねました。なんと仮本堂は烏枢沙摩明王と一緒におられたのでした。
烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)より引用させてもらいます。烏枢沙摩明王は古代インド神話において元の名を「ウッチュシュマ」、或いは「アグニ」と呼ばれた炎の神であり、この世の一切の汚れを焼き尽くす功徳を持ちます。
仏教に包括された後も「烈火で不浄を清浄と化す」神力を持つことから、心の浄化はもとより日々の生活のあらゆる現実的な不浄を清める功徳があるとします。
幅広い解釈によってあらゆる層の人々に信仰されてきた火の仏です。意訳から不浄潔金剛や火頭金剛とも呼ばれました。
烏枢沙摩明王は彫像や絵巻などに残る姿が一面六臂であったり三面八臂であるなど、主に右足を大きく上げて片足で立った姿であることが多いです。
特に有名な功徳は便所の清めです。
便所は古くから「怨霊や悪魔の出入口」と考える思想があったことから、現実的に不潔な場所であり怨霊の侵入箇所でもあった便所を、烏枢沙摩明王の炎の功徳によって清浄な場所に変えるという信仰が広まり今に伝わっています。
また、下の病気や婦人科の病気からも守護してくださいます。日本では出産にあたって血の穢れを取り除く守護神として祀られていたそうです。なかなか子宝に恵まれない人を救うともされます。更には相思相愛にまでご利益があるという説もあります。
この明王は胎内にいる女児を男児に変化させる超能力を持っていると言われ、男児を求めた戦国時代の武将に広く信仰されてきました。これが「烏枢沙摩明王変化男児法」という祈願法として今に伝わっています。