招待券貰ったし、御即位記念だし、昨日は雨だったから空いてるかもと行ってきた。
案の定 並ばずに入場できたけれど、展示物の前は人だかりで、さら〜っと見学。
出口に、過去の正倉院展ポスターずらりと掲示されてて興味深かった。
会期は 11/14まで
8世紀の遺品が整理済みのものだけでも約九千点ある正倉院宝物。
出土品ではなく、木造の宝庫に納められて千二百年余。保存状態も良好で、伝世品としての品格と美しさを鑑賞できます。
「今回は、天皇陛下の御即位記念ということもあり、即位や皇室に関わる宝物、聖武天皇・光明皇后ゆかりの正倉院宝物のなかでも中核をなすような宝物、計41件(初出陳は4件)がそろう」
ということで、どんなかなぁ~とちょっと期待して・・・
樹下美人像で有名な鳥毛立女屏風 (とりげりつじょのびょうぶ)ふくよかな天平美人が20年ぶりに6扇そろって公開される。ヤマドリ羽毛痕跡 があるといわれてもよくわからなった。
個人的に気になったのは、儀式用の鋤と箒。それも子日(ねのひ)と名前がついてて、来年子年だし。今秋は台風で日本各地が被災したから、五穀豊穣を祈っていただけたらと思った。
写真撮影禁止で、ネットニュースでもあまり取り上げられていないので、宮内庁の正倉院サイトより、画像と情報拝借しました。
子日手辛鋤 ねのひのてからすき天平宝字2年(758)正月初子の日の儀式で用いた鋤。
中国古来の制にならい、本品を使って豊穣を祈願した。
屈曲した木製の柄に蘇芳色で木理文を描く。
鉄製の鋤先は新補である。一対で伝わる。
子日目利箒 ねのひのめときのほうき
天平宝字2年(758)正月初子の日の儀式で用いた手箒。
中国古来の制にならい、蚕室を掃き清めて蚕神を祀った。
菊科のコウヤボウキの茎を束ね、枝にガラス玉を挿し込む。
作りが僅かに異なる2本が一対で伝わる。