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たむの峰 老杉の間の 春日淡く 山の気ひえて 山の桜おそし
(佐々木信綱)
この歌の通りでした。
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令和への改元で持ちきりの昨今、最初の元号とされる大化。
その大化改新発祥の地に藤原鎌足を御祭神として創建された談山神社。
「西の日光」と称されるほど紅葉で有名ですが、
樹齢600年珍しい薄墨桜は、桜井市指定の天然記念物に指定されています。
今回のバスツアーの最初の立ち寄り地がココ。
でもまだ咲いてなかった。
境内に約500本程あるという桜も三分から五分咲き程度だった。
今回のバスツアーでは、桜だけに心を絞っていった方がいいよというアドバイスを受けてたので、
初参拝の談山神社でしたがさら~っとみただけ、予習もしていきませんでした。
そうした中で、目に留まった福禄寿大神。Image may be NSFW.
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『大和七福八宝めぐり』の一つの「開運出世の福宝」=「福禄寿神」像です。
ノミで彫り出されたケヤキのでっかい像で独特の風貌に魅せられます。
彫られた方が昨日お見えでしたよと伺いました。
作者がご存命ということはそんな古いものではなかったんですね。
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下の説明書きには
総高3mにおよぶ大神は、福禄寿のお像としては全国屈指の大きさです。
このお像は、当地の深山幽谷に自ずから繁茂したケヤキの神木をもって、神の姿を彫り出したものです。私たち日本人は、古来、神聖な山に立つ巨木を神として信仰してきました。
神は天上から天降って、その神木に宿ると信じられたのです。まさに神のお姿を神木に見たのです。
『日本書紀』の斉明天皇2年(656)の記録によれば、当地、多武峯の嶺の上に巨大な二本の槻の木(ケヤキ)の神木が立っており、巫女でもあった女帝は、そのほとりに高殿を建てて神を祭ったというのです。
これは、ケヤキの巨木が神として崇められていたという明かしなのです。このお像はまさに神木から神が出現した直後の、荒々しくも、慈恵深いお姿をしています。
福(幸福)禄(金運)寿(長寿)を心こめてお祈り下さい。
毎年4月29日(昭和の日)と11月3日(文化の日)の「けまり祭り」
が催される「けまりの庭」の前にある総社拝殿に祀られています。
御祭神の藤原(中臣)鎌足が、中大兄皇子(後の天智天皇)と飛鳥法興寺の蹴鞠会で出会い、後の「大化改新」の発端となった故事に因んだお祭りです。
645年の5月「大化改新」の談合が行なれた地。
二人は、多武峰(とうのみね)の山中に登って密談したゆえに、
後にこの山を「談い山」「談所ヶ森」と呼び、談山神社の社号の起こりとなりました。
鎌足没後、天武天皇7年(678年)長男で僧の定恵が唐からの帰国後に、父の墓を摂津安威の地(阿武山古墳)から大和のこの地に移し、十三重塔を造立したのが発祥。
世界中で現存する唯一の木造十三重塔です。Image may be NSFW.
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結局、今回の談山神社は参拝というよりは、桜を見に行ったので。
50分ほどの滞在時間、境内もさら~っと通過して、バスの駐車場にあった茶店でフローズンブルーベリーと草餅食べて時間つぶしてた。
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談山神社がある多武峰は、初瀬・宇陀・三輪・飛鳥と吉野を結ぶ交通の要所。
多武峰への道は、推古天皇、皇極(斉明)天皇、持統天皇などの女帝たちの神々への道でもありました。
明日香や宇陀へ行った折には 「⇒談山神社」看板見たことありましたが、
行ったことなかった。
以前、定恵さんを調べて不思議に思ったことがあります。
2013-08-27 三島と藤原氏、そして百済 - 質オザサ店主ブログこの玉枕と冠は、復元されたもので、2年前のブログで紹介しました。→2010-12-16「ジャパン」といえば「漆」茨木市にある阿武山古墳の貴人用夾紵棺から遺体とともに見つかったものです。その画像のものに、今城塚古代歴史館で出会いました。棺の形がゆがんでいるのはなぜかと、ガイドさんにお尋ねしました。興福寺の阿修羅像と同じく布に漆で固めた夾紵棺(きょうちょかん)ゆえ、棺の蓋を開けたとたん、空気に触れたためか突然ゆがんだそうです。ネットで玉枕とみたので、緑色の玉は上等の翡翠なのかと思い込んでました。しかしガラス製品だったようです。「藤氏家伝」には、藤原鎌足は645年大化の改新(乙巳の変)の前年に三島の地に隠棲しており、669年山科精舎に埋葬後、阿武山、そして多武峯へと改葬されたと伝えられているそうです。ではなぜ、阿武山...三島と藤原氏、そして百済
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三島と藤原氏、そして百済 - 質オザサ店主ブログ
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(佐々木信綱)
この歌の通りでした。
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令和への改元で持ちきりの昨今、最初の元号とされる大化。
その大化改新発祥の地に藤原鎌足を御祭神として創建された談山神社。
「西の日光」と称されるほど紅葉で有名ですが、
樹齢600年珍しい薄墨桜は、桜井市指定の天然記念物に指定されています。
今回のバスツアーの最初の立ち寄り地がココ。
でもまだ咲いてなかった。
境内に約500本程あるという桜も三分から五分咲き程度だった。
今回のバスツアーでは、桜だけに心を絞っていった方がいいよというアドバイスを受けてたので、
初参拝の談山神社でしたがさら~っとみただけ、予習もしていきませんでした。
そうした中で、目に留まった福禄寿大神。Image may be NSFW.
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ノミで彫り出されたケヤキのでっかい像で独特の風貌に魅せられます。
彫られた方が昨日お見えでしたよと伺いました。
作者がご存命ということはそんな古いものではなかったんですね。
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総高3mにおよぶ大神は、福禄寿のお像としては全国屈指の大きさです。
このお像は、当地の深山幽谷に自ずから繁茂したケヤキの神木をもって、神の姿を彫り出したものです。私たち日本人は、古来、神聖な山に立つ巨木を神として信仰してきました。
神は天上から天降って、その神木に宿ると信じられたのです。まさに神のお姿を神木に見たのです。
『日本書紀』の斉明天皇2年(656)の記録によれば、当地、多武峯の嶺の上に巨大な二本の槻の木(ケヤキ)の神木が立っており、巫女でもあった女帝は、そのほとりに高殿を建てて神を祭ったというのです。
これは、ケヤキの巨木が神として崇められていたという明かしなのです。このお像はまさに神木から神が出現した直後の、荒々しくも、慈恵深いお姿をしています。
福(幸福)禄(金運)寿(長寿)を心こめてお祈り下さい。
毎年4月29日(昭和の日)と11月3日(文化の日)の「けまり祭り」
が催される「けまりの庭」の前にある総社拝殿に祀られています。
御祭神の藤原(中臣)鎌足が、中大兄皇子(後の天智天皇)と飛鳥法興寺の蹴鞠会で出会い、後の「大化改新」の発端となった故事に因んだお祭りです。
645年の5月「大化改新」の談合が行なれた地。
二人は、多武峰(とうのみね)の山中に登って密談したゆえに、
後にこの山を「談い山」「談所ヶ森」と呼び、談山神社の社号の起こりとなりました。
鎌足没後、天武天皇7年(678年)長男で僧の定恵が唐からの帰国後に、父の墓を摂津安威の地(阿武山古墳)から大和のこの地に移し、十三重塔を造立したのが発祥。
世界中で現存する唯一の木造十三重塔です。Image may be NSFW.
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結局、今回の談山神社は参拝というよりは、桜を見に行ったので。
50分ほどの滞在時間、境内もさら~っと通過して、バスの駐車場にあった茶店でフローズンブルーベリーと草餅食べて時間つぶしてた。
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談山神社がある多武峰は、初瀬・宇陀・三輪・飛鳥と吉野を結ぶ交通の要所。
多武峰への道は、推古天皇、皇極(斉明)天皇、持統天皇などの女帝たちの神々への道でもありました。
明日香や宇陀へ行った折には 「⇒談山神社」看板見たことありましたが、
行ったことなかった。
以前、定恵さんを調べて不思議に思ったことがあります。
2013-08-27 三島と藤原氏、そして百済 - 質オザサ店主ブログこの玉枕と冠は、復元されたもので、2年前のブログで紹介しました。→2010-12-16「ジャパン」といえば「漆」茨木市にある阿武山古墳の貴人用夾紵棺から遺体とともに見つかったものです。その画像のものに、今城塚古代歴史館で出会いました。棺の形がゆがんでいるのはなぜかと、ガイドさんにお尋ねしました。興福寺の阿修羅像と同じく布に漆で固めた夾紵棺(きょうちょかん)ゆえ、棺の蓋を開けたとたん、空気に触れたためか突然ゆがんだそうです。ネットで玉枕とみたので、緑色の玉は上等の翡翠なのかと思い込んでました。しかしガラス製品だったようです。「藤氏家伝」には、藤原鎌足は645年大化の改新(乙巳の変)の前年に三島の地に隠棲しており、669年山科精舎に埋葬後、阿武山、そして多武峯へと改葬されたと伝えられているそうです。ではなぜ、阿武山...三島と藤原氏、そして百済
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