ドラム缶など大きなものは、移民するブラジルへの船に乗り込む神戸で調達したそうです。
何のために移住先へ持って行くのでしょうか?
なんと五右衛門風呂に使うためだそうです。
もっと驚いたのが
残念ながら取り囲む見学者で そのものが写ってない。
あまりに驚愕してリアルに想像して、写真撮るの失念してしまった。
ものは鉄のアイロンでした。
熱源は電気ではなく、熱湯を入れるのかあるいは木炭とか、聞き逃すほど。
この家庭日用品が展示されたショーケースの中で1番重宝したもの、それ以上の必需品だったものは何だと思いますかと問われました。
答えはまさかのアイロンだったのです。
では何故、何に使ったのか…
ピンと閃めきました。
「南京虫?」と言うと、大当たり!
シーツだけでなく下着とかに潜む南京虫をアイロンで殺さないと暮らしていけないほど大変悩まされたそうだ。
南京虫、トコジラミ、ベッドバグ、
安宿だけでなく民泊でも気をつけないと蔓延すると言うニュースを聞いてた。
まさかの移住ミュージアムで、リアルに想像して驚いたのだった。
人権協会の研修で、先の記事のuccコーヒー博物館と移住ミュージアムを見学行きました。
こんな機会ないと自らの興味で行くことはまずないでしょう。
まず5階のホールでお話し聞いた。
日本の明治時代からの移民の歴史、ハワイからブラジルへ、国立移民収容所での支援、笠戸丸で出航するまでの準備などなど。
1971年神戸からの移民船は終了しました。
戦前19万人、戦後6万人もの人が移住されました。
移民70周年基調講演で梅棹忠夫氏は、
信頼される日本人は
1 工夫に富む勤勉さ
2 組織力 協力
3 教育力
これらに秀でいて、困難辛苦を乗り越え信用される日系人(ジャポネース・ガランチード)といわれてるんだそうです。
そして現代は、海外からの移民を受け入れる側に、…
ジャポネース・ガランチード!
~日本人という名の信頼を築き上げた移住者たち~
第12号(2008年6月)資料探検隊 ブラジル日本人移住100周年