一条戻り橋の清明神社の社務所で見ました。
買おうかなと思って初穂料3000円みてやめました。
実に京都らしいお値段です。
安倍晴明といえば、以前、京都らしからぬお値段で驚いたことがあります。
安倍晴明が閻魔王から授かったといわれる秘印が、
なんと400円!
安倍晴明が、臨死体験で閻魔王にあわれ、秘印を与えられた。
晴明が蘇生して気がつくと、懐中にこの金印が入っていた。
晴明はその後85歳まで生き、この印鑑を多くの人に施し、
逝去後、持仏の不動明王と印紋は真如堂に納められたそうです。
真如堂公式サイトより
その真如堂では、おみくじ、なんと50円!
お賽銭箱に入れますが、京都らしからぬ価格設定です。
値段にひかれて物は試し、ひいてみたら大吉だった。
「物ごとすべておそく成就する
理あれば心ながく退屈すべからず
観音神明をたふとみ弁財天をしんじてよし」
2012-10-21 京都の岡崎エリアを歩いてきました。
そのうち清明神社いこうと思ってたのに、あっというまに6年が過ぎてしまってた。
社務所も並んでますが、もちろん本殿も参拝待ち行列。
ちょうど11/23は火を焚きあげる祭が行われ
清明神社公式サイトより
「本年度もたくさんの皆様にご参列いただき、多くの玉串が奉納されました。全国各地からご参拝いただきました皆さまありがとございました。」と書かれてました。
午前中でのことで見てませんが、跡が残ってました。
羽生結弦さんが SEIMEI を演じたこともあり、フィギュアスケーター・ファン御用達の神社でもあります。
夕方にもかかわらず、そりゃぁエライ人でした。
京都といえども、ちょっと高めの設定価格、それを何ともない参拝客多くて、インスタ映えであちこちで撮影する人々。
もちろん私もいっぱい写しましたけど。
なんだか、ディズニーランドでミッキーの誕生日にそのアトラクションで11時間並ぶに似た感じ。
私は慎ましやなケチですから、お金も時間もよう使いません。
安倍晴明が生きてた時代は、庶民にはどうすることもできない伝染病やら天変地異やら、怨霊のせいにもしたくなるでしょう。
そんな時に平安京に邪が入り込まないよう結界はってくれると安心してたかも。
晴明はすんごいスーパースターだったことでしょう。
今秋10/22の時代祭は、いろいろありました。
平安遷都1100年にあたる1895(明治28)年、平安神宮創建以来123年の歴史があります。
過去10回の中止があって、
明治天皇死去(1912年)、
関東大震災(1923年)、
日中戦争(1937年)太平洋戦争の影響による1944~48年。
昭和天皇の病気(1988年)
去年は台風21号の影響で中止。
今年は2年ぶりの開催でしたが、馬の事故ありました。
同日10/22「鞍馬の火祭」は1988年の自粛以来30年ぶりに、台風21号の被害で中止。
鞍馬の火祭りは940年朱雀天皇が御所の由岐明神を鞍馬へお移しする時に、松明で道中を照らしたことに由来するそうです。
都の北方を鎮めて1000年以上、直近の中止は昭和天皇がご病気で伏せられていた1988年以来。
そんなこんなで、清明神社がどんなかをこの目で見て御神威を感じたかったのでした。