チェコのアブサンだそうです。
ブルーがきれいですが怪しげな色でもあります。
昔からアブサンって怖いと聞いてたから飲んだことなかった。
ロジンバーのカウンターに座ったので、オーナーがいて
自家栽培してるというミントの葉っぱでモヒート作ってもらった。
カウンター席の左右が常連のオッチャン達でアブサンの話になった。
味見でショットグラスにちょっといただいた、後で撮影したからグラス空っぽです。
わぁ好きな味やん。
なにこのミントみたいな、普通と違う味はと言うと、薬草なんだって。
ルーマニアやウズベキスタンで買ったリキュールに似てるかも。
家に帰ってから調べてみた。
これはピカソの「アブサンをのむ女」
あの時代、ヨーロッパではアブサンに溺れる芸術家とか作家とかうじゃうじゃいたんですね。
ゴッホは耳を自分でそぎ落とすほど病んでたんだ。
で、そのアブサンに入ってた薬草とは、ニガヨモギでした。
ヨモギ属の多年草でキク科の植物で、苦艾(くがい)という名前で生薬でもあります。
西洋ではワームウッドという名前のハーブでも流通してます。
モロッコではミントティーに使われたりもするそうで、モロッコでミントティーにはまったからもともと好きな味なんでしょう。
リキュールとしてはアブサンだけでなく、チンザノ、ベルモットは白ワインにニガヨモギを漬けたリキュールです。
アブサンというリキュールはツヨンという中毒性の物質があるとされ世界中で禁止になっていた時代があり、それで怖いと思ってたのでしょう。
その毒性に否定的な意見、アルコールの飲みすぎが根本の原因との見解があり、現在では販売されています。
ニガヨモギってどこかで聞いたと思ったら、
ヨハネ黙示録8-10
第三の天使がラッパを吹いた、すると松明のように燃えている大きな星が天から落ちてきて川という川の三分の一とその水源の上に落ちた。この星の名は「苦がよもぎ」といい、水の三分の一が苦がよもぎのように苦くなってそのために多くの人が死んだ。
ここに書かれてるニガヨモギがウクライナではチェルノブイリ、
あの原発事故を予言してたと言われてた。
でもこれは都市伝説だったみたいです☞こちら