西野康造さんの「風になるとき」は、パナソニックのさくら広場だけではなかった。
初では1997年毎日新聞賞を受けられた、宇部に設置されたもののようです。
作家の言葉として
「大地と空、あるいは大地と海と空、その間にある何かを、何とか目に見える形にしようとしてできたものが、この海鳥の翼である。鳥の羽ばたきと、かがやきを借りて、風に、そしてもっと大きな空になってみたいといつも思っている。」
昨年、神戸港開港150周年を迎え様々なアートを展示された中にもありました。
霧島アートの森にも
デンマークにもあるようです。
今まで西野さんのこと全く存じませんでした。
先日さくら広場で見たモニュメントがあまりに心惹かれたので調べたことを記録残しておきます。
911テロの後、アメリカ同時多発テロの跡地に建設された建物のうち
「4 WTC(4 World Trade Center)」(設計:槇文彦、2013年11月竣工)のエントランスロビーに設置された《Sky Memory》
西野さんの代表的作品でした。
直径30メートルの半円状、超軽量のチタン合金製の線材を手作業で溶接し、トラス構造を応用してつくられた虹色の弧を描く大型彫刻。
「私は,われわれが命を授かった宇宙への想い,かけがえのない地球をとりまく空への想いを,何らかの形で表現できないものかといつも思っている。我々に身近な空や雲,空気や風,もっといえば光や闇も私にとっては空である。」と自作について語っておられるそうです。