ハシバミの木を調べだすと次々いろんなことがわかってきてびっくり。
せっかく調べたことを記録残すにあたり、どのカテゴリーにするか悩みましたが、とりあえず面白かったので、
興味深い日々をありがとうと「日々是好日」に。
シンデレラといえばディズニーのあの絵が浮かぶほど、たいがいの人はそうでしょう。
しかし古くから広い地域に伝わる民間伝承で、原典として日本ではペロー版が有名らしいです。
Cendrillon ou La Petite pantoufle de verre
その主人公は、仏語で『サンドリヨン(仏: Cendrillon)』
和名は『灰かぶり姫』あるいは『灰かぶり』
そして、グリムによる『灰かぶり姫』
アシェンプテル (Aschenputtel, KHM21)
グリム童話はペローの影響を強く受けているといわれるが、この物語に関してはペローのものよりも原話により近いのではないかといわれている、ようです。
どんなストーリーになってるかをざっくりと
グリム童話の「灰かぶり(シンデレラ)」
「神さまを信じて、すなおな心でいるんですよ」というお母様のいまわの際の言葉から始まる物語です。
シンデレラの父親は妻を亡くすと再婚しますが、毎日、継母と連れ子の姉たちにいじめられます。
シンデレラを召使い扱いし、いつしか灰かぶりと呼ばれた。
父親が歳の市に行くので「土産は?」と聞かれても、継母と義姉たちに気兼ねして「帰るときに帽子に引っかかった木の枝」と。
持ち帰ったハシバミの枝を、シンデレラは母親の墓の前に植え、いっぱい泣いた。
その涙がハシバミを大きくし、その枝はみるみるうちに見事な木に成長した。
毎日3回、灰かぶりはその木の下でお祈りをした。
お願いごとをすると、白い小鳥があらわれて娘の願うものを投げ落として彼女の願いをかなえてくれるようになった。
こうして舞踏会に行くための素敵なドレスや黄金の靴も手にいれることができ、めでたしめでたし。
二人の姉たちは、鳩に目玉をつつかれ食べられてしまい失明しましたとさ、チャンチャン。
あるサイトでは、
「ハシバミは、その昔、相続の証とされていました。当時の法典には「相続するものに草や木の茎を渡すこと」と定められていたのです。
つまり、お父さんからハシバミの枝をもらったシンデレラは、父親の正当な相続人だと認められることになりますね。
そしてこのハシバミは、若叩きの木。
若叩きとは、子供の成長を願って、子供のお尻を叩くこと。
さらにハシバミの枝は。水脈や鉱脈を探すダウジングにも使われていました。
そう、この木は不思議な力を持つのです!」
いやぁ~ホンマに、ハシバミって不思議な木ですね。
ギリシャ神話に登場する神々のアイテムの杖もハシバミの木が使われていました。
アポロンが、異母兄弟のヘルメスに渡したケーリュケイオンの杖には蛇が二匹が巻き付いている。
アポロンの子供であるアスクレピオスの持っていた杖は蛇一匹。
アスクレピオスの杖は、医術・医療のシンボルとなり、WHOの紋章にも。
アイテム交換というのも実に興味深いものがあります。
アスクレーピオスの杖とヘルメースの杖を混同してはならない
と、よく言われるようで、
確かに蛇の数や持ち主は違うにせよ両者はまったく別物なのだろうか?
これを考察したブログ、今の私には超難解、
後日改めて読みたいと思う記事は
→ シャーマンと蛇信仰 その5 2つの杖
シュメール文明で用いられた2匹の蛇が絡み合うシンボル
ギリシア神話に登場する様々な神々