万博記念公園の太陽の塔の内覧が行われていて、足を運んだ知人のFB投稿記事でも見ました。
今朝はTV番組で中継してました。
塔の右側手の部分はかつて空中展示へと続くエスカレータがあったそうです。
少し前からコメント欄でりひとさんと太陽の塔についてやりとりしてました。
裏側太陽の塔はスサノオを表し、両腕に伸びるヒゲのようなデザインが、真榊の剣でもあると。
2014/8/14 イルミナイト万博、8/17まで
2013/3/10 万博梅まつり と 「ふれあいの日」無料デー
その腕の中がこんな風になってたんだと興味深く視聴しました。
と同時に真榊が気になって、ググってみた。
数年前に記事にしたときは、「真榊の左のほうの剣」の意味が分からないままスルーしてたから。
真榊(まさかき)とは、神事の場で祭壇の左右に立てる祭具のことでした。
神棚の前両側にお供えする真榊は向かって右に鏡と玉、左に剣を下げます。
地鎮祭のような神事でも飾られたり、
神社の祭りの時なども社殿の左右一対が飾られます。
これは、神話の天の岩戸開きに由来してるそうです。
<伊藤龍涯筆・神宮微古館所蔵>
天照大御神に出てきていただこうと天の岩戸を開こうとしたとき、天の香具山の五百津真賢木を根こじにこじて、上枝に八尺の勾璁の五百津の御すまるの玉を取り著け、中枝に八尺鏡を取りかけ、下枝に白和幣、青和幣を取り垂でて、
この種々の物は、布刀玉命が神聖な御幣として捧げ持ったところから神様をお呼び出しになるときには榊をささげるようになった
ゆえに本榊(真榊)には神が宿るとされています。
太陽の塔の正面、第一の顔(黄金の顔)は塔の名前そのものズバリで天照大神
第二の顔(太陽の顔)は、
「生命の木=真榊の真ん中に掛けられた鏡が岩戸から顔を覗かせた天照大神の姿を映した八咫の鏡=歴史的人物、つまりヒトとしての皇祖天照大神を象徴し、太陽の塔の胴体部分のヒトとしての顔を意味している、らしいです。
真榊右側の方、
そして後ろから見たのが真榊左の方が
第三の顔(黒い太陽)
「天照大御神が岩戸に隠れる原因になった弟の素戔嗚尊。この場合、真榊の写真の左のほうの剣が吊り下がっている方をイメージしている。(その証拠に顔の周りに髪の毛とひげがあり、ひげの一部が両腕の部分にまでつきだしていることで真榊の左の方の剣を表現している)このオカルト的解釈は、剣は神を殺して岩戸に隠れさせることができるが、神に至る道ではないということ。」
引用元はこちら
太陽の塔の中には生命の木が 生命の進化を表現したオブジェとなり中心に据えられています。
上まで行くと、生命の木が途中で切れているらしいです。
「そのあとは未来の人が作る」というメッセージが込められているんだとか。