これは妹の貯金箱。
私が中3のときに亡くなった祖母のものでした。
どうやら銅製のようで、黒光りの剥げた部分には赤胴が見えています。
なぜに突然、この古〜い骨董的貯金箱が登場したかというと、
おばあちゃん直伝のおまじないの話をしたかったからです。
先だって、姫路の書写山で
「ササはササでもササではない」という看板に異常に反応した話を書きました。
これで突然思い出したことがありました。
糸がもつれてこんがらがった時のおまじない
「もさもさの もささのやまに ささもなく
ささもなければ もさもさもない」
これを唱えながら、もつれをほどくとイライラせずにほどける
とおばあちゃんに教えてもらったからです。
妹に確認したら、妹もちゃんと覚えていました。
祖母が他界したのは1968年秋なので、半世紀ほど前の話です。
今でもこのおまじないは使っています。
皆さんの地方でも、こうしたおまじないありますか?
「もささ」とか「もさもさ」で検索したら、なかなかヒットしません。
いろいろ検索ワード変えて調べたら、
モシャシャ モシャシャ モシャシャ モシャシャ
モシャシャ モシャシャ モシャシャ モシャシャ
モシャシャのシャモシャ
シャシャ モシャシャ シャシャ モシャシャ
シャシャ モシャシャ シャシャ モシャシャ
モシャシャ なければ
シャシャも シャも ナシ!
これは、NHK教育テレビ「にほんごであそぼ」
CD「百」〜たっぷりうたづくし〜 の Disc-1
M-28 モシャシャ として収録されているようです。
「糸のもつれ おなじない」で論文がヒットしました。
糸のもつれを解くまじない「上直瀬(旧川瀬村)の民俗」
発行年月日 S35年12月25日
発行所 愛媛大学農学部付属農業高等学校郷土研究部
要約 糸がもつれたときは
「もしやしやの しやしやの しやしやもしやの しやしやもしやあれば もしやしやあるまい」と言うといわれている。
糸もつれ 呪文「播州加東郡市場村附近の呪文歌と呪ひ」
発行年月日 S11年12月5日
発行所 三元社
執筆者 国井 重三
要約 糸がもつれた時、「笹草や」で始まる歌をよく唱えた。
ササ繋がりで、
ささのは さ〜らさら のきばにゆれる♪
なんか不思議ですね。
市杵島比売命が「笹神社」として祀られていた、鴨都波神社。
あれ以来、コトシロヌシが気になって、気になって。
5月10日に、60年ごとに遷座される出雲大社。
そして美保神社と日御碕神社がセット参拝になったツアーを見つけました。
ご神気のつよい5月13日に昇殿参拝で、すでに3月に申し込んでました。
ところが、翌14日が例祭で参加集中するようで、前日は人気がなくツアーが成立しなかった。
14日は保護司会の総会で欠席できないから、あきらめて6月にしました。
2008年8月8日に出雲大社参拝以来、あれから5年過ぎてました。
お天気に恵まれるといいのですけど…