今朝このブログのPCビューテンプレートをたんぽぽ綿毛に変えました。
5月といえば五月晴れやし、空に注目という意味もこめて。
そしたら出勤途中、早速たんぽぽ綿毛の立派なのが目につきました。
駅前花壇のさつきに混じってその存在感ハンパない。
たんぽぽの名前の由来は、この綿毛の様子にありました。
種子の冠毛が丸く集まっているようすが、綿を丸めて布などで包んだ「たんぽ」に似ていることから「たんぽ穂」と名づけられたそうです。
先の記事で、ナガミヒナゲシのアレロパシー作用について書きましたが、セイヨウタンポポも同様です。
札幌農学校で野菜としてヨーロッパ原産の「セイヨウタンポポ」を栽培したのが始まりで、あっという間に全国を制覇したと言う説が有力ですって。
詳しくは→セイヨウタンポポ の 驚異
在来のタンポポは受精のための花粉をつくらないといけないが、
セイヨウタンポポは無性繁殖が可能でその必要がない。
遠く飛んだ一粒の種から育った一株自身で繁殖し、
花の時期が春から秋までと長く、
冠毛の先の実が小さく軽いため遠くまで飛んで拡散範囲が広い。
漢名:蒲公英
英語名:ダンデライオン
ライオンの歯、フランス語の dent de lion から。
独特の葉のギザギザを荒々しい獅子の歯並びにたとえた。
たんぽぽ属は多年生。多くはユーラシア大陸に自然分布する。
Taraxacum(タラクサカム)は、アラビア語の「tharakhchakon(苦い草)」が語源。
となると、アラビアも英語圏もたんぽぽは、花より葉っぱに興味あったということでしょうか。