昨夕のニュース番組で見ました。
葉っぱの大きさも違うし
咲く時期も早い。
紀伊半島南部の広い範囲で「クマノザクラ」が自生していることが確認されています。
詳しくは→紀伊半島南部 新種のサクラか
桜の場合、100年ほど前に今ある種はほとんど記載されているため、100年ぶりの新種ということになる可能性もでている。
研究グループは6月にも論文をまとめ、新種として報告する予定。
折りしも、昨日4/10に第26回「地球環境大賞」の授賞式がありましたが、秋篠宮さまのニュースはあまり公表されませんね。
秋篠宮さまお言葉「生命を育んでいく取り組み重要」
本日、第26回「地球環境大賞」の授賞式にあたり、皆様とともに出席できましたことを、大変うれしく思います。また、このたび各賞を受賞される方々に心からお祝いを申し上げます。
近年、地球温暖化の防止や生物多様性の保全など環境諸問題に対する人々の関心や意識は大いに高まりを見せるようになってまいりました。このようななか、気候変動とも関係する可能性がある自然災害が世界各地で数多く発生し、甚大な被害を与えて、人々の生活に大きな影響を及ぼしています。つい先頃も大雨による河川の氾濫や土砂崩れがペルー、コロンビアで発生し、多数の死傷者も出ています。地球環境に関わる問題を考えるとき、環境の保全とともに、防災や減災についての意識をいっそう高め、人類が自然と共存していく必要性を強く感じております。
今年で第26回を迎えた、この地球環境大賞は、環境を守りながら発展する産業や持続可能な循環型社会の実現に寄与する製品や技術の開発、地球環境に対する社会の意識の向上など、環境保全の取り組みを顕彰することで、社会に貢献することを目的として創設されました。そして産業界に始まり、自治体、学校、市民グループへと表彰の対象を広げながら、環境活動に熱心に取り組む人々を広く顕彰することによって、地球環境の保全、人々の環境意識を高めることに貢献してまいりました。
一昨年、国連で採択された温暖化防止のための新しい国際的枠組みである「パリ協定」は昨年11月に発効されましたが、緑豊かな水の惑星といわれるこの地球に、多くの貴重な生命を末永く育んでいくことができるよう、環境問題の解決に積極的に取り組んでいくことが、今現在、そして将来的にたいへん重要なことと言えましょう。そのことを実行していくため、今後とも、日本の知識や技術が国際的な貢献を果たしていくことは誠に大切なことと思います。
終わりに、受賞者をはじめとする皆様が、今後とも地球環境の保全に積極的に取り組んでいかれることを期待するとともに、その活動がより一層広がりを見せることを祈念し、私のあいさつといたします。