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Channel: 秋麗(あきうらら)
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比叡山、修行の道を歩く

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昨日早朝の地震はびっくりでしたね。
6時に目覚まし合わせてたけど、これで起されました。

7時半に守口駅で待ち合わせしてました。
どうする〜って二人から電話かかりました。
震源が淡路島の伊弉諾神宮近くだから1回ポッキリの号砲のように思えました。
電車も少し遅れるぐらいで大きな余震なさそうやから、行こうと答えました。

前日も質屋組合のハイキングで少しは疲労も残ってます。
ブログ記事も全部書ききれてないし。

連日の参加を決めたのは、比叡山ドライブはよくある話ですが、
修行道を歩くというのにそそられました。
これはチャンスないとそうそう体験できませんから。


京阪出町柳まで片道450円、叡山電鉄260円、ケーブル530円と乗り継いで、
10時ごろ出発しました。



歩き始めて1時間ほど、東塔の根本中堂手前ではまだ元気でした。

ここで、東塔、西塔、横川などお堂めぐりをされる方と別れます。
大丈夫、楽勝ですよ〜
というイソッチにだまされて大原へ下山するロングコースを選択してしまったのだった。



西塔「にない堂」

怪力で知られる弁慶が、この渡り廊下を天秤棒にして左右のお堂を担ぎ上げたといわれ、別名「弁慶のにない堂」


元三大師、がんざんだいし と読みます。
比叡山中興の祖・慈恵大師(良源)が開かれた棲身修行・厄除け・息災祈願の根本道場がある場所が横川です。

※朝廷から贈られた正式の諡号(おくりな)は慈恵大師であるが、
命日が正月の3日であることから、「元三大師」の通称で親しまれている。
全国あちこちの社寺に見られる「おみくじ」の創始者は良源だと言われている。


ココから道が厳しくなりますが、ホンマにつらい時は写真撮影どころではない。

一部分、奥比叡ドライブウェート平行している所に立て看板。
極楽への道です。




やっと見晴らしの良い玉体杉にたどり着きお弁当休憩となりました。







ちょうどいい場所あったとお弁当広げました。
石造りベンチ中央には菊の台座があります。
これってやばくない?

回峰行者さんが唯一、ここで腰を下ろすことが許されていると教えてもらいました。
そして御所に向かい玉体加持(天皇のご安泰をお祈りする)されます。



ここから横川、そして仰木峠を越え、大原までの道のりはもっと過酷なものだった。



回峰行の阿闍梨さんって夜真っ暗な中も歩かれるんですよね〜





下りも膝にきますが、段差の激しい登りはきつかった。


お世話になったP社のスタッフの方々。
遅れがちな私のペースを見守ってくださいました。
ありがとうございました。

大原の里到着!!


この画像中央の女性はなんとウォーキングツワモノでした。
お伊勢ウォーキングの話をしてたら、彼女も最近個人的にスタートしたそうだ。
1回目、玉造稲荷神社から奈良まで30km歩いたというのです。
私が参加してるツアーでは1月から3月まで3回かけて歩いた距離です。
あの暗峠を初日に越えてさらに奈良市内まで!!



このたびの比叡山修行の道を歩くコース
ケーブルの比叡山口から、大原へ下山。
14km以上、約2万歩ほど歩きました。


心は、千日回峰行の阿闍梨さん目指しても、体はぼろ雑巾のようにヘロヘロに疲れました。
心身一体の修行が必要ですね。

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